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merryのVirgin VS(2)

前回の『前史』での勘違いを訂正。初参加、1980.6.2と書いたのだが、
4.24でした。(ホットランディング最後のライブの三日後)
あと『前史』でVergin VSとスペル間違い!自分で発見、アキレタ。   
さて、以下の文章は、ホームページに昔書いた物の加筆訂正です。
クドイと思わせたら御免なさい。(´〜`;)
 あがた氏のライブサポートは風都市経由で何度もやっていたのです。
でも、ヴイズの時は、あがた氏本人から電話があった。
「今度リハに来ませんか。あのカバンにお医者さんみたいに色々入れて」
と言われて、目が点になりました。
以前渋谷ですれ違った時に、私はコルグMS-20をハードケースに入れて、
エッちらオッちら歩いていたので、そのシンセの事だろうけど。
しかし、お医者さんのカバンて…、凄い表現ですよね。
 で、荻窪mistyで2回リハーサルをしました。2回とも大遅刻。
もう毎日が限界で、開き直っていたようです。何が疲れるかといえば、
エレピとか、オルガン、レスリーとか運んで、リハやライブの後に、
再び楽器をどこかに置いて、車を返却して帰る。という肉体労働。

ヴイズをやるに当たって、あがた氏から渡されたカセットが、
幻の「乗物図鑑」だったのですが、これに「コックテイルマシーン」
「ブリキロックンロール」等が入っていた。
当初ヴイズは、これらの曲をやる為に結成されたバンド、と理解した。
このアルバムが無ければヴイズは無かった。このアルバムこそが、
ジョルジュ・メリエスのフィルムの付帯音楽に成りえる物でした。
激しく嫉妬した。これはヤバイ物、危険な物だと思った。
「乗物図鑑」に関しては、またいつか、ちゃんと書きたいです。
ヴイズは、ぶっちゃけヘタでした。スゴイ不器用でした。
あの頃、私はフュージョンでしたが(w)でも、
ライブ時のあがた氏の情念は、ちょっと怖い物がありましたよ。
後で知ったのですが、清志郎さんが来ていて(森川さんが呼んだ)
あがた氏に対する感想「不気味な奴だ」と言ってたそうです。
初カセット有るんだよねー。聴いた。ウ~ム、ドロドロしている。
無愛想でMCも無い。でも、エアプレン/ロンリーローラーも、
その後ずっとやり続けていく重要曲。d(´ε` )
ヴイズでは張紅陽がピアノ等やっていたので、私はジュピター4、
MS-20、ボコーダーでした。KORGリズムボックスも使用。
メンバーは久保田さちお、ひかる、リッツ、木村しんぺい、
ベースは土田まこと。
5月はヴイズ無し。ウシャコダのLP録音。日仏会館リサイタル。
 5月は13日に郵貯で、DEVO(2回目)を見たのだった。
面白いっ!あがた氏も来ていて、一緒に下北で遅くまで飲んだ。
6.25、厚生年金で、スペシャルズを見て吃驚。同じ場所で2日後、
J.ガイルズバンド、大好きなバンドでしたが、スペシャルズの、
若さ、エネルギーに負けてた。(OvO;)
あがた氏は…しいて言えばイギーポップかなぁ。大正ロマンではない。

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