4年越しの
今の地に来たとき
大学に編入した春、初めて行った教会で聖書の御言葉カードをいただいた。それが、上記のイザヤ55:11の箇所。
これを読んだときの私は、『賛美集会をしたい!!』と思っていたので、きっと【わたしの口から出ることばも…成し遂げ…成功させる。】とは、賛美集会のことだろうと思っていました。
当時コロナ禍で、大勢で集まって歌う賛美集会は難しい状況でした。集会と言えばオンラインといった形が用いられていました。
みことばを思い出す
さて時は移って今年の春、私が通う教会の団体で、青年会(ユース)の対面の賛美集会をしよう!!ということになりました。
しばらく何度か練習していたある日、ふと、この場所に来た時にもらったみことば(イザヤ55:11)と、あのときの感情を思い出しました。
実際それまでも賛美集会自体はあったし、集まってみんなで賛美する機会はありましたが、自分が奉仕するという意味で単体の賛美集会としては、4年越しの成就だったのかなと思います。
そして私はギターから代わってカホンの役になり、丁寧に教えてくれる方がいたおかげで、不慣れでしたが無事に役目を果たすことができました(終わった後みんなの様子を見たり、個人的にもささげられた感謝とレベルアップを実感させていただいたりして感謝でした)。
メッセージ
集会で語られたみことばは、マタイ14:22-33、
弟子たちがイエス様に言われ湖に漕ぎ出した後、嵐に合う場面です。
「なんでこんなことが起こるのか」「なんで上手く行かないのか」
と、もがいて悩む状況の最中で、イエスが水の上を歩いて現れて、
「恐れるな。わたしだ。しっかりしなさい。」と声をかけてくださることを改めて知りました。
また、ペテロも水の上を歩かせてもらい、波を見ておぼれそうになったときにも、すぐにイエスは掴んで下さり、引き上げてくださったので、
ペテロは沈むことがありませんでした。
私たちにも、声をかけて安心させてくださるイエス、おぼれかけていても沈まないように助けてくださるイエスを覚えて、彼にこそ目を向け、「主とともに」歩んでいきたいと思わされました。
思い返せば
総じて恵まれた集会で、この記事を書こうと思ったのは、この集会のおかげなのですが、語りたかった「4年越しの成就」はある意味、もっとすぐにかなえられていた祈りだったのかもしれません。
2人、3人で集まって主を賛美した日、小さな集会で歌った賛美、毎週の礼拝、あるいは一人で賛美しているときも、主はそばにいて賛美を喜んで受け取ってくださっていたのだと気付かされました。賛美の中に主は住まわれる(詩篇22:3)とも書いてあります。
どんなときでも、どこにいても、主は私たちの味方であり、今も一番必要なのは神様です。そのことを覚えて、これからも主と共に過ごしていけますように。