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【夜泣きしない】生後3ヶ月からのひとり寝 超実践法


何度か記事でおススメしている「生後3ヶ月からのひとり寝」。
でも具体的にどうやればひとり寝の習慣がつくのか?と思う方も多いのではないかと思います。
ということで今日は、超具体的な実践方法を月齢別に紹介します。本当にひとり寝はおススメなので!

①出産して病院退院後~生後2ヶ月まで
②生後3ヶ月~

とその前に、まず「ひとり寝の定義」について。私が実践したひとり寝は、「ベビーベッドでひとりで赤ちゃんを寝かせ、親は別の部屋(隣や向いの部屋)で寝る」ということ。

よく聞かれるのが、「大人のベッドの隣にベビーベッドを置いて赤ちゃんを寝かせるってこと?」そうではない。あくまでも別の部屋で寝ることが大前提である。

1人で寝る習慣がつくことで、夜泣きせず、自分でぐっすり寝ることができ、ママももちろんその間ぐっすり寝られるのだ。

①出産して病院退院後~生後2ヶ月まで
生後2ヶ月までは、ベビーベッドで赤ちゃんを寝かせ、できるだけ離れた位置に大人のベッドまたはお布団を敷いてママ(&パパ)が寝るのがおススメ。

何故できるだけ離れた位置なのか?それは、赤ちゃんの寝息が結構大きく、よく眠れないから。ママはただでさえ夜中の授乳や夜泣きで超絶眠い。それ以外の時間は少しでもぐっすり寝た方が良い。

そのため、同じ部屋でもできるだけ赤ちゃんとの距離を離して寝るのをおススメする。この寝息は意外にあなどれない。

同じ部屋だと距離を空けるスペースがない、という場合は、赤ちゃんの頭がある方と逆向きで寝ることをおススメする。

この時期はまだ生活リズムなどは考えず、赤ちゃんがおっぱいを欲しがるタイミングで欲しがるだけあげるのが◎。また、お腹が空いた、オムツが気持ち悪い以外の理由で泣いたら、おくるみをギュッと強めに巻いた状態で抱っこして、「大丈夫だよ。ママ(またはパパ)がいるから安心だよ」という言葉がけをしよう。

※おくるみで強めに巻くのは、子宮の中にいた時と似た環境を作るため。狭い子宮の中でずっと体を縮めていた赤ちゃんには、生まれた後の世界の「解放感」が本能的に不安だそう。

②生後3ヶ月~
生後3ヶ月頃から、親は隣または向かいなど赤ちゃんとは別の部屋で寝ることをおススメする。何故3ヶ月なのか?というと、この時期はまだ親が一緒の部屋で寝ている、という意識がないので、部屋を分けたことで赤ちゃんが泣いてしまう、ということがほぼないから。

生後6ヶ月くらいになると、赤ちゃんが親と同じ部屋で寝ていることをちゃんと認識できるので、部屋を分けるとものすごい泣いてしまう可能性が高まるようだ。(姉の体験談)

また、部屋を分けるのと同時に、生活リズムも徐々に整えていくことが大切。私がやっていたのは・・・

7時:赤ちゃんを起こす。まずは何度か声をかけて起こしてみる。起きなかったら体を優しく揺すって起こす。いきなり抱っこで起こさない。声をかけ、自分の意思で起きる習慣をつけることが大切。

この時、「おはよう。朝だよ。起きる時間だよ。今日もいっぱい遊ぼうね~」とか「今日は〇〇にお出かけだよ~」など1日が始まることに対するポジティブな言葉がけをする。
また、カーテンの側につれていき、太陽の光を浴びさせる。
その後、「お腹すいたね~」などと言って朝の授乳をする。

日中:家で遊んだりお出かけしたり授乳したり。この頃は午後だけでなく午前中もひと眠りする赤ちゃんが多いと思う。
うちの上の子はよく寝る子で、10時~11時頃寝て、13時~15時くらいまで寝ていた。(自由時間が長く、とても快適であったw)

17時:夕方眠くなる赤ちゃんも結構いる。でもこの時間から寝てしまうと、生活リズムを整えるのがとても難しい。寝そうになったら体をくすぐって遊ぶなどして、なるべく寝させないようにするのが◎。

おすすめは、体の部位を言いながらのくすぐり遊び。いっぽんば~しこ~ちょこちょ、などはめちゃくちゃ良い。「階段のぼってこちょこちょ~!」と歌う時に、「階段のぼって足の裏をこちょこちょ~!」とか「耳をこちょこちょ~」とかにしてみる。夕方寝防止だけでなく、赤ちゃんが自分の体の部位を覚える練習になる。

18時半:赤ちゃんとお風呂に入る。生後2ヶ月くらいまでは午前浴とかでも良いと思うけれど、生後3ヶ月くらいからは、に変えた方が良いと思う。(基本大人がお風呂に入るのは夜だから)

そしてお風呂から上がったら、1日の中で最も多く濃くスキンシップ&言葉がけをする。これ、赤ちゃんが安心してぐっすり寝るのにすごく重要
寝る前に「自分は大切にされている」と本能で感じられると、夜泣きしない。(※あくまでも私の子ども2人という少ないサンプルですが)

19時半:赤ちゃんを薄いおくるみでギュッと包み、足元の間接照明だけにした暗い部屋に連れて行く。この時、「さぁもう寝る時間だよ。たっぷり寝るとまた明日いっぱい遊べるよ」など寝ることに対するポジティブな言葉がけをすると◎。

暗い部屋で静かに授乳。授乳してすっと眠りに入ったらおくるみをギュッと巻いたままそお~っとベビーベッドに置く。
「大好きだよ。安心してぐっすり寝てね」などとささやきながら、おでこから鼻筋を優しく撫でて、音を立てないように部屋を出る。

この寝かしつけがうまくいく日もすぐに起きて泣いてしまう日もある。でも上記生活リズムを意識して毎日やっていれば、そのうち夜中はお腹が空いた時1回くらいしか起きなくなる。

うちの2人の子どもたちは、生後6ヶ月前後から、夜中は1度しか起きず、かつ授乳すればすぐに寝てくれるようになった。
夜泣きのストレスは本当にツライと聞くので、ぜひ「ひとり寝」の実践、おススメします!!

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