狂気をいやすムーンストーン
インドでは聖石とあがめられたムーンストーン。
僧侶たちはこの石をしまうのに、
黄色の布しか使わなかったとか。
イギリス国王エドワード6世、法王レオ10世は、
不思議なムーンストーンを持っていたと言われています。
石にひそんだ銀の光が、月の満ち欠けに従って
大きくなったり、小さくなったり。
そればかりか、月の運行そのままに、
石の表から裏側へ光が一回転したそう。
和名は、月長石。
中世の宝石書によると
月長石は、月に恋している石
なのだそう。
昔から、満月の日には人が狂うと言いますが、
ヒトの心をかき乱す月から、大地のチカラを借りて
「ここにいていいのだ」
と守ってくれるようなムーンストーン。
3ヵ月間この石を身につけると、その人の内面が溢れだすとも。
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