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エメラルド聖杯伝説

はるか昔の天上界のお話。

大天使ミカエルが天使の軍団を率い、
ルシファー率いる悪魔軍団と戦い、
まばたきを三度する間に戦争は終結。

最後の一撃でミカエルの剣が
ルシファーの冠にはめ込まれた
大きなエメラルドを叩き落とし
勝敗を決したのだとか。

天使たちは、とある山の頂にこの戦利品を隠し、
配下の騎士たちに守らせました。

キリストの最後の晩餐に用いられた聖杯は、
このエメラルドをくりぬいて作ったものだという説も。

イエス・キリストが磔にされたとき、
傷口から流れ落ちる血をこの杯で受け、
使徒アリマタヤのヨセフは聖杯を持って逃れ、
東の国に隠し、中世の騎士たちが
この緑の聖杯を追い求めたとも。

西洋では超有名な伝説だけあって、
聖杯伝説は諸説あります。
ヨセフ→ヨハネ説、
エメラルド→モルダバイト説などなど。

さて、伝説の聖杯はどこに?

純粋/純潔じゃない人が近づくと、
このエメラルドはさっと消えてなくなるとか。

また、モーセの十戒が記された エメラルドの石板、
これはとある東洋の国の王が持っているとか、いないとか、いるとか。

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