狩人の夢、オパールの鉱山
狩人が昼寝をしていたところ、夢の中で
虹のようにきらめくカンガルーを見つけました。
狩人はさんざん追い回して漸くしとめることができ、
お腹いっぱい食べることができました。
ところが、さすがに一度では食べきれず、
狩人は丘の上に穴を掘って残りの肉を埋め、
目印に槍を立てました。
そこで目が覚めた狩人は、あまりのリアルさに
夢の中での道をその通りに駆け出しました。
すると、夢で見たままの丘があり、
目印の槍が立っていたのです。
その場所を夢中で掘っていくと、
土の中から出てきたのは肉ではなく、
輝く七色の石だったと言われています。
これがオーストラリアに伝わる
アボリジニのオパール伝説。
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