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三日坊主の私がどうして小説執筆を4年も続けられているのか考えてみた

どうもりなむです。
いつも見てる方ありがとうございます。
さくっと本題に入ろうと思います。


最近よく思うんですよね。

どうして私は小説を書き続けることが出来ているのだろう?

実は私三日坊主な者でして、日記とかブログとか全く続かないんですよね。
それに対して小説執筆。こちらの界隈、私りなむはなんと

4年居るんです。

4年も小説書き続けている、よくよく考えたらかなりすごいことです。
私からすれば尚更。本当にどうしてこんなに書けるのでしょうかね?
恐らく私は

本当に心の底から小説を愛しているんだと思います。

正直初めて小説に触れた時は運命の出会いだと思ったんですよ。

初めて読んだ小説は新訳の「不思議の国のアリス」です。アリスが私に読書の楽しさを教えてくれたんです。
その何度も繰り返し読んで、ボロボロになっていた本なのですが、いつからか私の前から消えてしまったんです。
本当にショックでした。
隅から隅まで家を探したのですが全く出てきません。「鏡の国」はあるのになぜか「不思議の国」はない。
しばらく他のライトノベル等を読んでいましたがやっぱり思うのです。

もう一度あの本が読みたい。

私にとってあの本は特別なのです。私の人生を変えてくれた、私に読書の楽しさを教えてくれた、本当に大切で大切で仕方ない物なのです。

あの使い古した本は結局どれだけ探しても見当たりませんでした。なので私はあの本と同じ本を新しく買おうと思ったのです。

ですがどこを回ってもありません。

諦めて古本屋に行って本棚をぼーっと眺めている時、

「不思議の国のアリス」というタイトルと、どこか懐かしさを感じる可愛らしいイラストの載った背表紙が視界に飛び込んできたのです。

気付いたら買ってました。約2年振りに読むことになりました。本当に嬉しくて仕方ありませんでした。

そのアリスともう一つ、「不思議の国のアリス」と同じくらいに出会った友達が読書の楽しさを教えてくれました。

「本好きの下剋上」聞いたことある方も居るのではないのでしょうか?

その本が私の人生を変えたもう一冊の本です。

性格に言えばその作者さん、香月美夜先生です。あの方に私は憧憬の念を抱きました。

「私もこの人みたいに誰かを笑顔にすることの出来る物語を書きたい」

そう思ったんです。

そして前述した友達、彼女は私より前に小説を書き始めていました。

だからこそ私は「私もやりたい」となって書き始めたのです。ほぼ便乗ですね。

最初は本当に拙い文章。けれども書いているうちに段々と楽しくなってきて、プロ意識が芽生えてきて……。

気付いたら4年経ってました。本当に小説を書くということがすごい楽しかったのです。

今はスランプで一次創作は書けていませんが、それでも二次創作という形で小説を書き続けています。

そして最後に、最近知ったのですが、

論語にこんな言葉があるみたいです。

「之を知る者は之を好む者に如かず。之を好む者は之を楽しむ物に如かず。」

現代語訳としては「ある物事を理解している人には知識があるが、好きな人には敵わない。ある物事を好きな人は楽しんでいる人には敵わない。」ということです。

本当にそう思いました。

一時期クラスで「弔い」という言葉を使って文章を書け、という課題が出されたことがありました。

みんなは「面倒」とか「だるい」とか言っていましたが、そんな中私は「やった!文章書けるなんてほんと最高!」と思っていました。

どんな文章だったかは忘れてしまいましたが、その私の書いたものがスクリーンに映し出されて紹介されました。それ以降クラスのみんなが私のことを「文才のある人」と認識するようになったと思います。

けれども私としてはそうじゃない。違うような気がしていました。

今になれば分かります。努力すれば誰だって文章は書ける。けれども何で差が出るかというと

「どれだけその物事を楽しんでいるか、好いているか」

だと思うのです。

努力に楽しむ、好きという調味料を加えることで良いものが出来るんだと思うのです。

本当に私は小説が、小説を書くということが大好きで、心の底から愛していて、だからこそここまで続けられてきたんだと、そう思います。

「思います」ばっかりだとなんとなく気持ち悪くなってしまいますが、あくまで私が思ってるだけですし……。

という話でした。


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