見出し画像

テンションが上がる瞬間。

5月17日水曜日です。おはようございます。映画名探偵コナンをスマホから予約したら、なんと水曜日はTOHOウエンズデーで、料金が1200円でした。しかも、ほとんどの席が空いていましたので、映画は水曜日に観に行こうと思います。

#4月から土日休みとなりましたが。
#結局、土曜日にお仕事が入るので、水曜日に代休を取るケースが増える。
#このほうが、体も楽だし、映画もお得。

さて。『テンションが上がる瞬間。』と言うテーマでお話しします。人の感覚は、頭で理解する前に、感情が動かされることがたくさんあります。昨日、20mを超える足場が完成した姿を見て、改めてテンションが上がった瞬間を確認しましたよ。と言うお話しです。

【巨大構造物の威力。】

自分では理解できない巨大構造物を見ると、なぜかテンションが上がります。飛行機のような鉄の塊が空を飛ぶのも、自分では理解ができないのでテンションが上がるんですよね。

いつからこの感情が芽生えたのだろう?と記憶を辿ってみたら、1番古い記憶は、『本州と四国をつなぐ橋』、瀬戸大橋を初めて渡った時でした。1988年なので、当時10歳くらい。その頃から好きだったんでしょうね。

山の頂上から景色を見渡すのも好きなのですが、自然は、当然ながら自然にできたものじゃないですか。だから、そこまで感動しないんですけれど、海の上に柱をブッ立てて道を通すなんか、人類のエゴでしかないわけです。

そこに、人類の叡智と労働力が注ぎ込まれていることに、なんだか感動して、すごいなー、バカだなー、そこまでやっちゃう?みたいな感情になります。そして、何より美しい。機能美というやつですね。

構造上、強度を持たせるためにその形になっているのですが、規則正しく意味を持って並んでいたりすると、感動しちゃうんですよね。塔から張られているケーブルの太さを見るとびっくりしちゃう。

そして、その人類の叡智を集結した巨大構造物が、想像を超える自然災害に直面して崩壊した時、やっぱり感動するんです。人類の叡智はまだまだ自然には勝てないんだなぁ。と。

そこが、今のお仕事をしている根源なんだな。と思い出すことができました。

【最初は戸建住宅から。】

お仕事を始めた頃は、戸建住宅から始めたので、基本的に2階建、大きくても3階建の建物になります。3階建の建物でも高さは10m未満なんですね。もちろん、最初は10m未満でも楽しいんですけれど、だんだんと慣れてきます。

その後、いろんな経験を経て、ビルなどの商業住宅に携わるようになり、10mを超える建物に向き合うことになります。1人で現場を担当するとなると、7階建くらいの事務所ビルが最大といったところでしょうか。

2階建で使用している足場がどんどん高くなっていくわけです。今までなら階段を3回くらい階段を登ったら1番上に辿り着くんですけれど、それが10回以上回らないと上まで辿り着けない。

もちろん、工事中の仮設足場なので、タワーなどの展望台よりはるかに危険なわけです。その場所に止まって作業するときは安全帯を使用するのですが、階段を登っているときは、使わずに上がっていくので、途中で足がすくんだりします。

足場が完成すると、外側にシートが張られるので、安心感が増すのですが、組み立て中はシートがないので、本当にドキドキするんですよ。

やめておけばいいのに、組み立て中に上がってしまう。そして、上に上がって、下を見て、足がすくんで、なぜだかニヤニヤして笑っている。結局、こういう状況が好きなんだなー。と実感しました。

【好きなことを仕事にしているという確認。】

最近は、こういう感覚にならなかったので、今のままの仕事を続けていくべきかどうか、考える時間がありました。性格的に、同じことを繰り返す仕事があまり好きじゃないんですよね。

ただ、巨大構造物を見て、ただ楽しいという感覚になるということは、本能的に好きだということなので、結果的に今のお仕事を選んだこと自体は間違えていなかったのでしょう。

今回は、その事に氣がつけたことが大きな収穫だったんですが、とはいえ、繰り返し作業は好きではないので、そんな現場を担当しつつ、新しい事にも目を向けながら、チャレンジしていこうと思います。

現場から完全に離れる必要はないなー。と思った瞬間です。少し携われるように、余力を残しておきましょう。

何が言いたかったかと言いますと、巨大構造物の現場担当は、3年ぶりくらいなんです。3年前は、上り下りをしてもそんなに疲れた記憶がなかったのですが、久しぶりに20mの足場を2往復したら足がパンパンになりましたよ。運動不足も実感したので、これからは2日に一回くらい往復して、運動不足を解消しますよ。お仕事にもなるし、運動不足も解消されるので一石二鳥ですよ。3ヶ月間、楽しんでまいりましょうねというお話しでした。

それでは本日も素敵な1日をお過ごしください。

ご安全に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?