奇跡講座WB実践187　私は世界を祝福する。それは、私が自分を祝福しているから

第一部
レッスン１８７
私は世界を祝福する。それは、私が自分を祝福しているからである。

奇跡講座下巻　受講生のためのワークブック

苦しみが表現されているように見えるあらゆる形を生起させるのは、犠牲という概念である。

奇跡講座下巻　受講生のためのワークブック

今日のワークに書かれてあった一文だ。
「犠牲」。
まさに！
まさに私は私が犠牲にならなければならないと、どこかで思い続けてきたんだ。
だから我慢や耐えるという思いが出る。

犠牲になる。
なぜ？
犠牲にならなきゃならないようなことをしたから。

その罪悪感を赦し、取り去ってもらう。

常に私の中に浮かぶ想いの中に罪悪感を見つけ、
すぐに赦しをする。

赦しをすることは、神からの祝福を受けるということだろう。
だって聖霊がその誤りを少しずつ修正してくれるのだから。
私にはどうしようもない誤りを、少しずつ修正してくれるのだから。
修正されれば私はすっかり真我になるに違いない。
真我になれば心眼でのみこの世界を見るようになるだろう。
それはこの世界の救済になるだろう。

真我には犠牲はなく、苦しみもない。
真我の想念は神の想念であり、神の想念は愛だから、
心眼には愛だけが映し出されるだろう。

私は赦しをする。
神からの祝福を受け取る。

敵はいない。恐れることはなにもない。
不安も心配もない。
それを知覚するなら、赦しができる。
赦しをするごとに、私にはわからなくても
私はどんどん解放されていっている。
私はどんどん自分を閉じ込めている鎧を外してもらっている。

これまでいろいろなことをしてきた。
新たな学びをするたびに、それに熱中してきた。
プロテスタント派キリスト教、人間心理学、オーラソーマ、
クリスタルヒーリング、個性心理学、ヨガ、瞑想、
オラクルカード、引き寄せの法則、神社参拝、神道、浄土真宗、
などなど、どれも深くなくさらっとだけだけど。

極端なほどさまざまな経験もしてきた。
明日の食事や住む場所が心配な状態。
５つ星ホテルのスイートに泊まれる状態。
被告になったり、VIP待遇されたり、
すべて失ったり、この肉体で願っていることがすべて叶ったり。

なんでこんな状態になってるんだろう。
この先どうなるんだろう。
私は何を望んでるんだろう。

何を経験しても満たされることはなく、
得れば失う不安が襲ってくる。
充足があるように感じるのは一時で、
永続する幸福感はどこにもなかった。

それらすべての経験が、今、
自我ではなく聖霊を選ぶ決断となっている。
この世界ではなく、この世界からの解放を望んでいる。
幻想ではなく、実在を求めている。

それでも自我が抱えている罪悪感は巨大で、
その私の決断や望みは儚く思えるけれど、
赦しという恩寵によって、それは強く強固になっていく。

そしてこの世界に真我として在るようになれば、
兄弟姉妹と共に世界を祝福するだろう。
それが神の意志だから。