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奇跡講座WB実践289 過去は終わっている。それが私に触れることはできない

第二部
7 聖霊とは何か
レッスン289
過去は終わっている。それが私に触れることはできない。

奇跡講座下巻 受講生のためのワークブック


罪を信じ、罪悪感を持ってしまった私(自我)は、
時間を作り、過去が出来た。
過去を信じることで過去や未来を思い煩うことができ、
今を見ることがなくなった。
時間は幻想であり、したがって過去も幻想。

私はこの間違いを修正したい。
無罪性を信じ罪悪感を取り去りたい。
そして神が創造した実相世界を見たい。

実相世界は今でのみ見ることができる。
過去を見ていては実相世界は見ることができない。
ならば過去は消え去っていいと思う。
過去のすべての記憶が無くなっていいと思う。

ほんとうに?

想像してみる。
過去が消え去る。
過去のすべてが消える??


ぞわっと恐れがやってきた。

私は過去の経験をベースに判断しているのがわかる。
雨が降りそうだ。
寒くなりそうだ、暑くなりそうだ。
これは危険だ。こうすれば安全だ。
これはおかしい。これは怪しい。
これは好き。これは嫌い。
過去が相対分別値になっている。

そのすべてが無くなったら・・・

急に足元が不安定になる感覚。


この恐れに赦しをしよう。
この不安感に赦しをしよう。


過去は幻想なのだから。
もともと無いものなのだから。
それをベースにしていることのほうが不安定なんだから。

過去の記憶は、私の誤った信念の投影の記憶だ。
誤った記憶をもとに認識するものは誤りでしかないだろう。


過去を見なければ、兄弟をありのままに見れるかも。
過去を見なければ、恐れなど見えないかも。


それでも消えないこの胸に浮かぶ不安感。
今はただ、これを聖霊に持っていこう。
そして取り去ってもらおう。

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