奇跡講座WB実践311　私はあらゆるものごとを、自分が望む通りのものとして判断する

第二部
１０　最後の審判とは何か
レッスン３１１
私はあらゆるものごとを、自分が望む通りのものとして判断する。

奇跡講座下巻　受講生のためのワークブック

私に正しい判断はできない。
正しい判断は神に教えてもらおう。

そう祈ってスタートした一日。

なのに、ものの数秒で判断し、感情が動き心が波立った。
数分の間に、いったいいくつの判断をしただろう。
あらゆることについて、勝手に誤った判断を下している。
その結果、自分の外側の出来事を自分とは別のものと見て、攻撃している。

ちょっとした言動にイラッとする。
以前言われたことを思い出して、また言われないようにと対処する。めんどくさい。
体の痛み、疲れを感じて、気分が下がる。
人と比べて人をジャッジする。

ひとつの事象を見て、そこから勝手に判断する。
ーーこういうつもりでやってるに違いない。

私の誤った判断によって、私が勝手に苦しくなっているんだ。

この判断を聖霊は別の目的に用いるという。

私が判断しないようにすることはできない。
意識する前に判断している。
判断したことをそのまま聖霊に持っていけばいいのか。

攻撃されると思った。
わかってくれないと思った。
私は軽んじられていると感じた。
邪魔されると感じた。
あの二人の和解は難しいと感じた。
この人は理解しないと思った。

ホーリー、今こう判断したことに気づいたよ。

ひとつひとつ聖霊に持っていくと、
不思議と心が凪ぐのを感じた。
自分の判断に留まって、そこから攻撃性を強めることがないように感じた。

勝手に判断していることが多すぎて、というか全部すぎて、
全部を聖霊に持っていけないけれど、
ちょっといい感じがする。