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奇跡講座WB実践283 私の真のアイデンティティーは、神の中にある

第二部
7 聖霊とは何か
レッスン283
私の真のアイデンティティーは、神の中にある。

奇跡講座下巻 受講生のためのワークブック


苦しい。

一日は平穏に過ぎていく。
敵対する存在がいない。
なにも言わなくても努力は認められる。
悩むことはなにもない。

ただ私の心だけが抵抗している。
自我の見方を選択しているのに気づいている。
目の前に私と違う人が存在しているようにしか見れない。
その人の話を聞くとなにか困難があるようにしか聞こえない。
そこに問題があるようにしか聞こえない。

できない。
そう感じている。

私は自我を選択している。
真理に抵抗している。
救われたくなんかない!と思っている。
神から離れていたいと思っている。


こんなんじゃだめだ。
私は聖霊を選択したい。
救われたい。
神の元に還りたい。
だけど今この私はそう思っていない。

どうか聖霊を選択させて!助けて!
救われることを決断させて!

そんな想いが湧く。

でもその瞬間、すぐに聖霊の声がする。

違うよ。だめじゃないよ。
自分を責めなくていいんだよ。
ただ選べない自分を見るだけ。
分離している世界を現実だと見ている自分を見るだけ。
抵抗している自分を見るだけでいいんだよ。
そしてそれを赦していくんだよ。
赦しだけが為すことだから。

そうだ。
そうだよね。

そうだと思ってさらっと赦しをしてみる。


また自我の見方で見ている自分に気づく。
分離の見方しかできない。
日常の忙しさにかまけて、それに気づいても赦しまでいかない。

たぶん日常の忙しさに・・・というのは言い訳だ。

だめだ・・・

違うよ。赦しをするんだよ。


あー、、、

繰り返すうちに諦めたくなる。
何度も何度も赦しをしてるけど、分離の見方しかできない。
自我を選んで、聖霊を選びたくなんかないと思ってる自分は変わらない。

でも私には、赦ししかない。


愛に目を向けず、手を伸ばさず、
体を丸めたまま袋小路に逃げ込んで行き場がなくなった感じだ。


明け渡す、委ねる、
軽く言っていたこの言葉が、
こんなにも難しいことだったなんて。

私は今でもハンドルをぎっちり握っている。
自分がなんとかしようとしている。
自分にできると思っている。

この世界でなにかをしなければ、幸せになどなれないと信じているらしい。


頭で知っている智識と、この心が信じきっていることは
こんなにもかけ離れている。


この心が信じきっていることが智識に入れ替わることは、
奇跡に違いない。

その奇跡を求めて私は赦しをするしかない。
もう完了しているその奇跡を求めて。


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