#比例は日本共産党 衆院選2021投開票日前最後のメッセージ

明日いよいよ衆院選2021の投開票日です。

もともと10月18日の公示前最後の青年支部企画の街宣でスピーチした際に用意していたメモです。実際にはしゃべった部分としゃべらなかった部分もありますが投開票日前最後のメッセージとしてシェアしたいと思います。

お仕事帰り、用事を済ませて帰宅中の皆様お疲れ様です。

日本共産党札幌北区の街宣をこの場を借りてスタートさせていただきます。

大変寒くなりました。皆様もそうかもしれませんが、今日から僕もヒートテックを使い始めました。マイクを握るときに冷たさが伝わってくるそんな季節になりました。

それでも今日はどうしても今度の衆議院総選挙の比例は日本共産党への1票が必要だと思う―それをお伝えするために立たせていただいてます。

いよいよ衆議院選挙は明日告示になります。明日から10月31日まで候補者さんなしでマイクを握ることができません。なので、これがこの秋最後のスピーチ、比例は日本共産党へと直接お願いできる最後の機会になります。お騒がせしますがご容赦ください。

ただいま、日本共産党の政策パンフを配っております。選挙は数年に1度しかありません。明日の社会、10年先の社会を直接動かせるチャンスなのです。明日の生活ために将来の社会のために日本共産党が提案していることがまとまっていますのでぜひパンフやビラを手に取ってみてください。気になったら細かいことはウェブサイトに出てますからぜひ検索してみてください。よろしくお願いします。

岸田さん総理になりました。久々の宏池会だの言われておりますけれども。「新しい資本主義」とか仰ってますけれども本当に新しいでしょうか?
分配なくして成長なしならわかるのです。でも、岸田さんは成長なくして分配なしと途中から単語の順番を入れ替えてしまいました。成長しないで分配などできないと思いますといかにもそれだけ聞くと「そうだなあ」って流してしまう。

僕は違うと思います。現実的にもあり得ない、そして何よりもどうしてそんなことを言えるのだろうと考えてしまうのです。なぜそう思うのか?

ところで、民青という若者団体が食糧支援をこのコロナ禍で40回以上行い、同時実施のアンケートで「生活が苦しい」「将来が心配」という声を拾ってきました。
例えば1日3食とろうと思えばとれるが普通です。でも、3食とりたくてもとれないって人がいるんです。それも1人や2人じゃないんです。
以前、この札幌市北区で実施された分については開始前から並んでしまってあっという間にすべての物資がなくなってしまった、後できた人にはトイレットペーパー1ロールしか渡せなかったことがあると聞いてます。

バイトのシフトが減る、あるいは仕事を解雇される、そうして収入を失った人このコロナ禍の1年半で多くいらっしゃいます。仕事があっても低賃金で残業前提じゃないと話にならないって人いるのですから。
明日のご飯、明日の住まい、明日の暮らしこそ大変な人たちがまだまだいっぱいいます。

今にはじまったことじゃない!という人もいると思いますが、なぜ世界でまだ上位にあるとされる経済大国とされる国で明日の暮らしに困らなければいけないのでしょうか?10年以上前、自民党政権時代にも「おにぎりが食べたい」ってメモで書いたまま餓死した人がいます。ニュースで見た僕はショックを覚えたことは今でもよく覚えています。

明日の暮らしの話が必要なのに、「まずは成長、成長してから分配します。その成長戦略をまずは考えましょう」そんな言葉を食糧支援で来場した人に向かって同じことを言えるんですか?というお話なんです。こういう人たちがこれからもこの国、この社会を動かし続ける本当にそれでいいのかが問われていると思う。こういう態度にこういう政策に対抗しようとしているのが日本共産党や立憲民主党などの今の野党の姿なのです。
明日が大変なのにいつまで待たないといけないのでしょうか?手元にお金や食べ物や住まいがなければ、生活できません。就職もできません。友達に会えません。年1の旅行すらいけません。そうした人たちに援助があれば、もっと経済はまわるはずなんです。まず分配があるからこそ次の成長へつなげることができるんです。

なによりも、いのち。ぶれずに、つらぬく。日本共産党が今回の選挙で掲げるメッセージです。命があってこその成長ではないでしょうか。日本共産党はまずは援助、そして8時間働けばまともに暮らせる、まずはこの国に生きる人がまともに生きられる社会を目指すどれもこれも今だからこそ必要なメッセージ、政治で一番必要な姿勢だと思うのです。

そういう姿勢に欠けるといわれても仕方がたないようなことしか言えないこ岸田さんはじめとする自民党や公明党に政権を預けることは現実的に無理なんです。日本共産党も含めて選挙に勝たないと、少しでも議席を上積みできないと対抗できません。

しかし、小選挙区では1人しか当選できません。いまあげたような問題意識の多くを共有しまずは暮らし、この国に生きる人の命をまずは大切にする社会へ、立民・社民・れいわ・日本共産党は政策協定を結び、統一候補を選出して戦っています。この北海道2区・北区と東区大部分がエリアですが松木けんこう、松木けんこうさんが統一候補として出馬します。小選挙区は野党統一候補に2区であれば松木けんこうさんに託してもらいたいと思います。

松木さんは本気だと思います。多くの人たちのために消費税率減税は必要だと訴え、自民党以外の対抗軸が必要だとずっと言ってきている人ですから。そして今仕事もお金も住む場所も危ない、そうした幸せの土台は危機に瀕しています。それを再建するのが今必要なこと、立民から共産まで一致団結して取り組めることだと思うのです。ばらばらの野党の時代は終わった。そういう選挙になるんです。今より議席を上積みできれば、本当の意味で「光が差す」、光が見えてくると思うのです。

しかし、衆議院選挙はもう1票あります。比例区。北海道では政党の得票率に応じて議席が分配されそれが定員8名となっています。いま共産党は0議席です。それを1議席復活させたい、ぜひ日本共産党というワードを比例では投票用紙に書いてもらいたい。

なぜなら、日本共産党元衆院議員のはたやまさんをもう一度国会に送ることが出来るからです。
誰それという人いると思いますけど、この北海道の明日のために将来のために議席復活させることがどうしても必要だからです。
日本共産党のはたやまさんは北海道から選出され14~17年まで議員さんでした。その間に国会質問77回うち約10回が首相との論戦でした。どこかで般若心経を唱えて時間をつぶすような議員さんではなかったんですね。
そういう議員さんが与党にはいましたけど、日本共産党にはそういうことをして時間をつぶす議員はおりません。
またはたやまさんが国会議員だった時代、TPPだ農業の輸入の自由化だと散々議論されてました。でもはやたまさんは今そんな自由化は必要ない、そんなことをしても日本の農業はよくならない、そういってきた政治家です。
結局食料自給率は一部を除いて低いまま。自給率が比較的高いお米だって昨今は外食などが減って値段がつかない。作れば作るほど赤字になりそう。そんな声が聞こえてきます。
でも他方では今日明日のご飯が買えない人がいる。この矛盾を日本共産党のはたやまさんであればきっちりと国会で質問し、政府に迫ることが出来るでしょう。
この北海道で言えばJRの問題もそうです。確かに今、乗客数は厳しい状況です。でも、今何でもかんでも廃止してしまえば将来の地域再生の道が絶たれてしまう、だれもがいつまでも自動車を自分で運転できるわけではないのです。そういう時のために、バスや鉄道が必要だそれを守っていかなければいけない。移動の自由は保障されなければいけない。そうした立場から切り込めるのも日本共産党のはたやまさんがいればこそなんです。
赤字の率は確かにヤバい。でも、そうした路線を維持していく費用はあの東京オリンピックの経費4兆円とかいわれてますが、4兆円もかかるわけないんです。赤字率の高い路線だけカバーするだけなら50分の1、100分の1それ以下の世界なんです。赤字額だけで行けば新幹線が一番が額が大きいのですから。
そうなったのはその地方の責任だと突き放す人たちがいます。絶望感があるという人はいるけれども。しかし、本当に故郷がなくなってしまえばいいなんて心の底から思っていた人がいったい何人いるでしょうか?弱い立場、つらい立場に寄り添ってそのために活躍できる力、確かにはたやまさんは持ち合わせています。そのはたやまさんの名前を書いても投票無効になります。はたやまさんは本当に国会に戻さなければいけない、そのためには比例は日本共産党と書いてもらうしかないんです。
明日の暮らしのために北海道の将来のためにぜひともはたやまさんを戻してもらうそのために比例は日本共産党と書いてもらいたいのです。

そういうと日本共産党って何でも反対でしょう?っておっしゃる人が必ずいる。
しかし間違っていることを間違っているといえなければどんどんおかしな方向へ向かうものです。
30年前、日本共産党は消費税導入自体を反対しました。
その30年後はどうでしょうか?実質賃金は上がらないか下手をしたら下がる。若い人の年収で200万円台はざら。それなのに消費税率は上がってひとりひとりの負担は増え続ける。生活水準は残念ながら下がった。中小の企業や小売店は直接税金を払うので苦しい業者が増えた。
30年前に心配されてたことは現実になってしまってる。間違っていることは間違っているというしかない。そういうしかないと思います。それが日本共産党の存在する意味なんです。

最後に、そんなにすぐに変わらないんじゃないの?入れたって無駄でしょう?という人に。
投票は無料です。手続きも数分なんです。コストは大してかからないことがほとんどなんです。期日前投票や不在者投票、市町村に電話かメールで問い合わせるか申請書を郵送すれば当日投票所に行かなくても投票は出来る。
確かに紆余曲折がこの先にない断言したら嘘になるでしょう。それは正直に認めなければいけない。人間は誰しも完ぺきではないし、不慮の事態だって起こり得る。しかし、何もしなくて何かがよくなることは絶対にないのです。この国の社会と政治は誰かがお恵みを与えるものではなく、わたしたちひとりひとりが作っていくものだからです。ソ連や中国ではなく日本の共産党が自ら語る共産主義だってその延長線上でしかないのです。そうでない独裁主義や権威主義が生んだ悲劇は過去の歴史を紐解けばすぐにわかることです。

どうか、明日のために、将来のために、投票所にいってください。それは、民主主義への信認の1票です。われわれがわれわれ自身でこの社会を作って次の世代につなぐ、そういう意志表示に1票になります。そして、よろしければ日本共産党にも1票を与えてください。

長くなりましたが、これにて最後のスピーチを終わります。ありがとうございました。気を付けてお帰りください。


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