【シーズン開幕直前インタビュー① 三浦優希】

海外組インシーズンインタビュー第一弾!!

　今回は、今年の春にNCAA(全米大学スポーツ協会)Division1に所属するLake Superior大学を卒業し、これからプロアスリートとしてのキャリアのスタートを目指している"三浦優希(みうらゆうき)”選手にインタビューをしました‼️

　無所属の状態で迎える今シーズンは、NHL傘下の北米のプロチームのトライアウトを受ける予定です🏒🛼
　プロとして、シーズンを通して活躍し続けるために、現在は10月のトライアウトに向けて日々トレーニングに励み着実に準備をしているそうです👍✨✨

　そんなアスリートして重要な時期を迎えている三浦優希選手が、インシーズンに向けて、どのように準備をしてきたのか・どのようなシーズンにしたいのか？

早速本編に行ってみましょう‼️

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◎オフシーズン中はどう過ごしましたか？

三浦：

　オフシーズン中はトレーニングをガッツリやりました!
　
　今年はコロナ禍ということもあり、氷上で練習する時間をしっかりと確保するということは難しいという状況の中で、自分が出来るのはウェイトやフィットネスを頑張る事だったと考えたからです。
　トレーニング中の身体の使い方をパーソナルコーチの方にみてもらいながら重りをあげるというトレーニングを続けてきて、コンディションとしてはすごく良かったかなと思います。

  7月の終わりには代表合宿があって、そこでも国内のレベルの高い選手たちと一緒にホッケーができたので、そういう意味では良い時間を過ごせたなと思います。

◎オフシーズンに気をつけていたことは？

三浦：
　
身体の新しい使い方を学ぶことを心がけていました。

　これまで自分がプレーしてきて、当たり負けしてしまい自分の思うように身体を動かせていないと思っていたので、この夏から新しく習い始めたコーチの所で”高重心メソッド”という新しい身体の使い方を取り入れました。簡単に説明すると、身体の重心の位置を高くすることで身体のパフォーマンスを発揮しやすくするというトレーニングです。
　日本では重心は低い方が良いという教えが多いけど、高重心になることで重心の位置が上がって足や腰の使える部分を増やすというメソッドが面白いと思って、今年の夏はそこでトレーニングを重ねました。

　今回のオフシーズンは、新しいことに触れる場所や機会が多かったので面白かったです。2つのパーソナルコーチをかけもちしていますが、どちらも参考になることが多かったです。
　高重心メソッドについて補足すると、重心を高くする＝単純に膝を曲げずに状態を高くするということではなく、力をのせるところを上にもっていくようなイメージです。ただ棒立ちになるのではなく、膝を曲げつつも重心をのせる位置が普段より10〜15cm高くなるという感じですね。

◎今回のオフシーズンで1番自分が成長できたと感じることは？

三浦：

　成長できたと思うのは、やはり身体の使い方が改善したことですね。

　実際に数字にも現れていて、トレーニングを始めた頃（5、6月頃）と7月頃を比べると、持ち上げられる重さもかなり変わっていたし、スピードの速さも測定していて、その数値もガッツリ上がっていたので、お互いのトレーニングが良い作用を生み出していたと思います。
　氷上にのる機会が少なかったので、氷の上でそれがどれだけ使えるかを試せる機会も少なかったけれど、これまでやってきたことの積み重ねを大切にして、ポジティブな心持ちで身体の使い方をプレーに生かしていきたいです。

◎今シーズンの目標を教えてください！

三浦：

　北米のプロリーグで1年間しっかりプレーをして活躍して、昇格を目指すということです。

　具体的に言うと、NHLというアイスホッケーのトップリーグがあって、その次にAHLという二軍、その下にECHLといういわゆる三軍があります。ECHLのトライアウトに向けて調整して、チームに残ることが大事になるし1年間結果を残し続けることが必要になるのかなと。
　そういう意味で新しいチャレンジになるし、大学卒業していてこれからプロになるということなので、自分の今までやってきたことを振り返りながら力を出し切り、プロとしての1年間をしっかり成し遂げたいと思います。

◎こういうプレーに注目してほしい！

三浦：

 　ゲームメイクという判断したり状況把握したりすることが得意なので、空いてる味方を上手く使ってそこにパックを捌いてチャンスを演出することは自信があり注目してほしいポイントです。

　あとは、守りの面で貢献できるところが沢山あると思っていて、シュートブロックで相手のシュートを身体をはってとめることはずっと得意で、大学のブロックで1位になったりもしたので、そこは自分の武器かなと思っています。 

　 ここから伸ばして行かなきゃいけないと思うのは、決めの部分。チャンスがあったらそこを決めきることを、これから力をつけていきたいと思っています。

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インシーズンに向けてのインタビューはいかがでしたか？
三浦優希選手のインシーズンに向けての意気込みや覚悟が伝わったかと思います🔥✨✨

インタビューでお話を伺っていく中で、三浦優希選手の優しさや場が和むような笑顔が際立ちましたが、その一方で、大学を卒業してから初めての2021シーズンをプロとして迎えようとしている彼の静かな覚悟と闘志が感じられました🙌✨✨

果たしてどんなシーズンになるのか、みなさん一緒に応援しながら見届けましょう！彼の活躍は、Linkでも随時発信していきます🤝✨✨

本日も最後までお読みいただきありがとうございました☺️✨✨

中村千穂