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出前迅速介錯不要

ブズーキを調達した。中古がまるで出回っていないところ、運よくフリマサイトで見つかり捕獲。現在制作中のアコースティックアルバムに収録予定の新曲に必ず必要だと判断した。聴こえてきた音は全てロスなく収録したい。なんとなくギターを手に取り、なんとなく思いついたフレーズを弾き、なんとなく聴こえてきたメロディーが、誰かに心地よく届けば不思議だから。新興宗教みたいで。こういうことは言わない方がいい。

ゲーム音楽を聴いてる時間が長かったせいか、所謂ケルト音楽はもれなく心地よく聞ける。以前アコーディオンを衝動買いしたのも今となってはそう言い訳ができる。以前、フラメンコギターを弾く方と共演した際、「バンドのイメージと裏腹にギターはかなり北欧系ですね」と言われたことがある。「誰のギターがIKEAやねんコラ言うてみぃ。ぇえ?オードリーに破壊させたろかドテカボチャが」と逡巡せず飛び掛かる(飛鳥文化アタック)ような年齢ではなかった。開放弦を含んだソロが多かったり、マイナーメロの手癖に自然と影響が出ているのかもしれない。Sí Bheag, Sí Mhór(シーベグ・シーモア)というアイルランド民謡が大好きでずっと練習している。「小さな妖精(の丘)と大きな妖精(の丘)」という意味で、私にぴったりである。(冗談通じてる?)

迷走したミュージシャンが海外音楽に傾倒するという、よくある話。楽器を買うきっかけなんて、そんなものだ。

おそろしくツイートの反応が薄い。年々、人気が無くなっていますよろしく!

先日、南堀江Knaveでライブだった。2022年一本目となる。例によってリハーサルは無し。メンバーそれぞれのテンション感が一致していたのか、いい調子でやれていた。私自身はどんどん嫌われていくが、有難いことにバンドの動員はここへきて地道に伸びている。

南堀江Knaveは照明スタッフの子がかなり熱心に音源を聴いてくれているようで、そちらも自信を持って見どころと言える。mollとは久しぶりの共演とはいえ、相変わらず不思議と会話もグルーヴする。気がする。酔っていただけかもしれない。朝までどこか飲み屋へブルーズオンしようかとも思ったが、軽く「おひとりさま居酒」をやり、帰った。「偉いぞ、私」と思うより早く気絶。

配信やRECのことを考えるとやはりMacBookProでは少し無理があるという問題に向き合わなければいけない。そもそも持ち出すこともあまり無いし制作、配信用にはiMacが一番コストがいい気がする。あと肝臓8個くらい売れば買えるかしらん。ええと、肝臓どこにしまったっけな。

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