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「ハライチのターン!」がラジオデビューにおすすめの理由

はじめまして。ライターめざす千里の道、その一歩を踏み出したシモダテと申します。書く機会を増やすために、趣味の話をする場をつくりました。まだライティングスキルも何もないですが、垂れ流させてください。

とにかくスキマ時間はお笑い芸人のラジオを聴いています。芸人ラジオといえば、芸人さんが素を晒して赤裸々に語り、できあがった内輪ノリを存分に使いまわしてリスナーとの絆を深めていく……そんなイメージでしょうか。たしかにそう。その通りです。そういうラジオが多いので、新規参入する人の気持ちのハードルが高くなってしまうのもわかります。

ただ、そんなハードルがとても低い、新規にやさしい芸人ラジオ、存在するんです。

ハライチのターン!」です。TBSラジオで毎週木曜24時~放送している深夜ラジオ番組で、メインパーソナリティーはハライチのふたり。

かくいう私もラジオデビューは「ハライチのターン!」でした。どうしてこの番組がラジオデビュー/初心者におすすめなのか、私が勝手に考えた理由をご説明します。

オススメ理由① ハライチから聴ける番組裏話

ハライチといえば、テレビでも人気の有名人。
結成からわずか4年の2009年、M-1決勝に進出し、そこからテレビ出演を一気に増やしました。澤部さんは年間テレビ出演本数7年連続300本超え、岩井さんは近年「腐り芸人」として注目を集め、エッセイ本も累計10万部を突破するベストセラーになっています。

ラジオの醍醐味は「普段活躍している芸人さんの裏の顔が覗ける」こと。ハライチふたりの人となりはもちろん、たとえば『探偵!ナイトスクープ』の打ち上げ(澤部)や、千鳥・大悟さんとの飲み会(岩井)など、人気番組や有名人の知られざる裏話もしばしば。まさに「ラジオならでは」の楽しみ方です。

オススメ理由② コーナーを固定しない

ラジオといえばコーナー。「ハガキ職人」なる有名リスナーが生まれるのもコーナーがあるからこそ。ですが、この番組では固定のコーナーがなく、たいてい4~5週ほどでコーナーが入れ替わります。

多くはふたりのトークをもとに、リスナーが勝手にコーナー化してメールを送ってくることで始まります。そのため、どこから聴いてもすぐに元ネタのわかる新しいコーナーが立ち上がり、どんどん終わっていくので「置いてけぼり」がないんです。むしろ誰でもコーナーを作れるという間口の広さ。「この話コーナーになりそう」という聴き方をしても楽しいんですよね。

オススメ理由③ 下ネタ(ほぼ)なしのトークゾーン

芸人の深夜ラジオなんて、どうせ下ネタばかりだろうと思っていませんか? 「ハライチのターン!」は違います。ほぼ下ネタは出てきません。稀に澤部さんが個室ビデオの話をしたりすることもありますが、圧倒的に少ない。これは意図があってのことなのかわかりませんが、誰でも、誰とでも聴けるラジオってそこまで多くないんです。会社で「私『ハライチのターン!』聴いてます」と言っても1ミリも恥ずかしくないし、どこの誰にでもおすすめできる番組です。

オススメ理由④ おもしろい

ものすごくシンプルですが、これです。とくに私(多くのターンリスナー)が好きなのは、岩井さんのフリートーク。コンビの“じゃない方芸人”という見られ方をしている岩井さんですが、話の構成、盛り上げ方、話すリズムなど、とにかく最高です。話芸ってこういうことなのかと思えます。この番組のプロデューサー・宮嵜守史さんは、岩井さんの「電車」というフリートークを聴いて、ラジオへの適性を確信したのだとか(ぜひどうにかして聴いてください)。岩井さんのトークを聴けば、みんなファンになるはずです(あと私は顔が好き)。


これら以外にも「ハライチのターン!」の良さはあるのですが、百聞は一見(聴)に如かず。あとはとにかく聴いてほしいです。1時間番組なので、ちょっとした時間にサクッと聴けます。これもオススメ理由ですね。

毎週楽しみがあるって、けっこうパワーを与えてくれることだと思います。聴けばハライチが、ラジオが、お笑い芸人が好きになるはず! これを機に“ターン仲間”が増えてくれると、私もうれしいです。ぜひ、よろしくお願いします。

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