見出し画像

Sigma fpによるソロキャンプ動画撮影のススメ: 「Sigma fpのキャンプ撮影例」

ふと思い立って、これまで撮影してきたソロキャンプ動画の中から、Sigma fpで撮影したものをピックアップしたプレイリストを作ってみました。

Sigma fpはこのnoteでも何度か触れている通り、動画撮影にもかなり重点を置いた独特なカメラで、その素晴らしい描画性能もさることながら、「極めてコンパクト」という、キャンプ動画の撮影において非常に重要な特徴を持っています。

「カラーモード:OFF」の抑制された美しい画作りや、魅力的なレンズラインアップなど、語るべきポイントは多々あるのですが、単純に自分が楽しんでいることを共有する、というシンプルな動機の元に、「Sigma fpでキャンプ動画を撮影する」のはとても楽しいんだ、ということをお伝えするような記事を書いていけないかなぁ、と漠然と考えています。

差し当たり、「ほぼfpだけで撮り切った」と言える動画は6本ありますので、まずは僭越極まりないのですが、「こんな画が撮れますよ」ということでその6本を手短に紹介しておきます。それを観て「へぇ」とか「いや、これもっと綺麗に撮れそうやん」とか思っていただければ、まずはとっかかりとしては十分ではないかと企んでいる次第です。

ちなみに特に断りのない限り、撮影に使ったレンズは24mm Art(マウントをまたいで使っている個人的なお気に入りレンズのひとつ)で、動画によってはカラーグレーディング等も行なっていますが、ベースになっている画は基本的に「カラーモードOFF」です。


【ソロキャンプ】【ショートムービー】Tschumのシェルターテントで焚き火と星空の夜【Sigma fp】【4K】

長野県の「三城いこいの広場オートキャンプ場」での真夏のキャンプです。南の空に立ち上がる天の川を捉えたタイムラプスが一番の見所かと思いますが、個人的には朝の薄明かりの中で火の支度をするシーンのトーンと解像感が気に入っています。

画像1

画像2



【ショートムービー】【ソロキャンプ】自然の音に包まれる夏の一日【Sigma fp】【4K】

千葉県の「実谷オートキャンプ場」での夏のキャンプです。この動画は、夏の「自然の音」を意識しながら編集しているのですが、画の方もfpの個性がよく表れている気がします。5:49とかなり短くまとまっているのもポイントです。

画像3

画像4



【ソロキャンプ】【ショートムービー】Sigma fp meets Snow Peak / ミニッツドーム Pro. Air 1 の夜【スノーピーク】【4K】

長野県の「五光牧場オートキャンプ場」での、高原の夏のキャンプです。スノーピークのソロ用テント「ミニッツドーム Pro. air 1」を初張りした際の動画で、当チャンネル随一の人気動画でもありますが、Sigma fpという観点でいうと、「カラーモードOFF」で撮影した映像を「補正一切なしの撮って出し」で編集だけして制作した動画ということで、Sigma fpの描画性能や特性などを見るには一番手っ取り早い動画であるかもしれません。

画像5

画像6



【ショートムービー】Sigma fpのカラーモードを比較する 〜ソロキャンプの朝のひととき〜【4K】【ソロキャンプ動画】

この動画は他とはちょっと毛色が違っていて、キャンプ動画ではなく、fpのカラーモードを色々変えながら同じ画像を撮影して、その違いを確かめてみる、という検証動画的なものです。わたしは個人的に「カラーモードOFF」の画画をこよなく愛しているのですが、スタンダード、ニュートラル、シネマ、そしてfpの看板ともいえる「ティール&オレンジ」も含めた比較を行なっています。fpの画の懐の広さを知るには一番わかりやすい動画ですね。

画像7

画像8



ソロキャンプ – スノーピーク「ヘキサイーズ 1」と焚き火で過ごす冬の夜

千葉県の「実谷オートキャンプ場」での冬のキャンプです(房総半島の温暖さもあり、雪などは降っていませんが)。スノーピークのソロ用テントの傑作「ヘキサイーズ 1」で過ごした夜ですが、Sigma的には「24mm F3.5 DG DN」のみで撮影した動画ということで、同レンズが気になっている方にお勧めしたい動画となっています。このレンズは非常にコンパクトですが決して大きなレンズに引けを取らない描写性能がご確認いただけると思います。

画像9

画像10



スノーピーク de シンプルソロ - ミニッツドーム Pro. air 1でコンパクトに過ごすソロキャンプ【Sigma fp】

わたしのチャンネルのSigma fp撮影動画の中では、2021年5月時点での最新作です。栃木県の「フォレストパーク おいらの森」に、「ミニッツドーム Pro. air 1」と、バッグひとつだけに収まる最小限のギアを持ってお邪魔しました。Sigma的には新しく出た「28-70mm F2.8 DG DN」をメインに使っていることと、ATOMOS NINJA Vを外部レコーダーとして使い ProRes RAWでの録画を行なっているのがポイントです。24-70mm Artにも劣らないと言われる同レンズのパフォーマンスと、ProRes RAWで撮影したことによる画作りの柔軟性がご覧いただけるかと思います。

画像11

画像12


終わりに

まずはどんな画が撮れるのか、ということで手前味噌的で恐縮ながらこれまでに公開してきた動画をサンプルとして取り上げてみましたが、いかがでしょうか。Sigma fpはベースの描画性能が傑出しているので、何も考えずに「カラーモードOFF」で撮るだけでもこのくらいの画は撮れますし、手をかけていけばさらに大きな伸びしろがあるカメラです。

何せコンパクトなので、レンズ1本で行くならバッテリーを2、3本追加で持って行っても大した荷物にはなりません。もちろん三脚、マイク、照明などなど、こまごまと欲しくなってくるものはありますが、まずは本体とレンズ1本でキャンプに出かけてみてはいかがでしょうか。個人的な感想ではありますが、それだけでキャンプ自体も楽しくなり、帰ってきた後も1〜2週間、余分に楽しめます。

今後、キャンプと動画作成の合間に、「Sigma fpでキャンプ動画を撮る」という楽しみについても少しずつ語っていけたらと思います。ご質問やご要望等があれば、ぜひお気軽にコメントでお知らせください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?