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お下劣だからこそ翻訳してみた、トランプが女性に対して言ったこと

Japan In-Depthの記事でも、「オクトーバー・サプライズ」のことは書いたところなのに、さらにデカいスキャンダルが出てきて。でもね、驚かないよ。だって、本当のトランプってこういうヤツだから。

これはワシントン・ポスト紙(最近いい仕事してるなぁ。ジェフ・ベゾスがスポンサーだと取材費もたっぷりかけられるだろうし)がすっぱ抜いたばかりの、10年ほど前のドナルド・トランプのプライベートな会話。

あまりにも下品なので、私の周りの女性たちはSNSに詳しいことを書こうとしてない。私は下品なのも平気w って言うか、下品だからこそ、包み隠すことなく、知ってほしい。なのでサクッと訳してみた。なるべく原文に近い言葉で。

この頃のトランプは、第3夫人のメラニアと結婚してまだ2か月ぐらい。新婚と言っていい。2度目の結婚式の時に、お下劣ラジオ番組ホストのハワード・スターンに「○ンコってのは高くつくぜ(お相手のマーラ・メイプルズは初婚で、ド派手なウェディングを夢見るタイプ)」って言ったことも暴露されている。だから全然驚かないよ。

シチュエーションとしては、これは当時「ザ・アプレンティス」という番組をやって、テレビの露出が多かったトランプに、「アクセス・ハリウッド」という芸能ゴシップ番組が密着取材した時の、非公開テープ。誰がワシントン・ポストに持ち込んだのかは不明だが、これが「アクセス・ハリウッド」のプロデュースチームが保存していたテープだということは認めていて、そう言ったテープはまだ他にもあると言っている。

ここに出てくるビリー・ブッシュは、当時、「アクセス・ハリウッド」の司会をしていて、既にこういう男尊女卑クソマッチョなヤツとして知られていた。父ブッシュ大統領は叔父、バカ息子大統領とは従兄弟。「若気の至りとはいえ、恥ずかしくてすまない気持ちでいっぱいです。本当にごめんなさい」と声明発表して謝罪済み。


男性の声:「昔はすごかった。今もキレイだし」

トランプ:「実は迫ったことがあるんだ。パームビーチにいた時に。迫ったけど断られた。それは認める。ファックしようとしたけど。結婚してた

男性の声:「それってデカいニュースですね」

トランプ:「いやいや。ナンシー。そうじゃなくて…結構マジで落とそうとした。実際、いっしょに家具を買いに行った。家具を見たいっていうから、いい家具があるところを見せてやる、って。家具見に…雌犬みたいに迫ったけど、ダメだった。結婚してたし。その後ぐうぜんあったら、ニセの巨乳になってて…すっかり見た目が変わってた」

ビリー・ブッシュ:「おい、彼女イケてるじゃん、あの紫の着てるの」

トランプ:「おい!」

ブッシュ:「そうそう、「ザ・ドナルド(最初の妻イヴァナがトランプをこう呼んだ)が次なる獲物ゲット!」

トランプ:「おい!」

ブッシュ:「おい、すげーな!」

男性の声:「ちょっと待って、出て行く時にこっちを見てこういう風に…親指でポーズとってくれる? 親指を上げなくちゃ」

(複数の声が被って聞き取れない)

トランプ:「見てみろ、情けないな」

(複数の声が被って聞き取れない)

男性の声:「親指を上げてくれなくちゃ。あまり嬉しそうにしてもダメなんで」

トランプ:「わかった、一緒に降りよう」

(複数の声が被って聞き取れない)

トランプ:「違うのかも」

ブッシュ:広報担当者じゃないだろ、いや、そうだ、彼女だ」

トランプ:「あの金髪のがそうだ。TicTac(口臭ミント)なめなきゃ、キスするときに。美人を見るとつい、磁石みたいなもので、キスするんだ。待ったりしない。有名人だとやらせてくれる。何をしてもいいんだ

男性の声:「何をしても」

トランプ:「アソコ(もちろん○ンコと言っている)をつかんでな。なんだってできるぞ

(複数の声と笑い声が被って聞き取れない)

男性の声:「ああ、あの脚だよ、脚しか見えない」

トランプ:「いい脚だな

男性の声:「おいチビ、来いよ」

トランプ:「ああ、いい脚だって?」

ブッシュ:「ちっ、どいてくれよ、ネェちゃん。ああ、いい脚じゃん。どうぞお先に」

トランプ:「バスから転がりでなければいいんだ。フォードみたいに。ジェラルド・フォード、覚えてるか?」

ブッシュ:「その下、ハンドルを引いて」

トランプ:「ハロー、気分はどう?ハーイ」

アリアンヌ・ズッカー:「トランプさん、いらっしゃい。ご機嫌いかが?お会いできて光栄です」トランプ:「会えて嬉しいよ。アリアンヌ、調子はどうだい?」

ズッカー:「とてもいいです。ありがとう。さぁ、ソープスター(昼のメロドラマの人気俳優)になる準備はいいですか?」

トランプ:準備万端、行こうか。ソープスターにしてもらおう」

ブッシュ:「ドナルドにちょっとハグはいかがです? バスから降りたばかりなんで」

ズッカー:「ハグはいかがかしら?ダーリン?」

トランプ:「もちろんオーケーさ。メラニアもいいって言ったからな

ブッシュ:「ブッシー(自分のことを愛称で呼んでいる)にもハグは? 僕もバスを降りたばかり。よしよし、最高。これで役者仲間ってことで」

ズッカー:「もちろんですわ」

トランプ:「よし、お先に。さあ、ビリー、恥ずかしがるなよ」

ブッシュ:「綺麗な人が出てくると、すぐこれなんです。いっつもね」

トランプ:「ビリー、こっち来い」

ズッカー:「すみません、こちらへどうぞ」

ブッシュ:「この小さいの(自虐)を入れてくれ。ほらぁ」

ズッカー:「では小さいのを入れましょう、これでいいですか?」

ブッシュ:「こういう(デカい)人と歩くのはつらいな」

ズッカー:「私が真ん中の方がいいでしょう」

ブッシュ:「ああ、真ん中へどうぞ、ほら」

トランプ:「よし、その方がいいな」

ズッカー:「この方がずっと…」

トランプ:「その方がいいな」

ブッシュ:「さて、ここで正直に僕らのうちどちらかを選ぶとしたらどっち?僕かザ・ドナルド、どっち?」

トランプ:「さてな、どっちもどっちだな」

ズッカー:「選べと言われても困りますね」

ブッシュ:「真面目な話、どっちかとデートしなければならないとしたら?」

ズッカー:「黙秘権行使ってことで」

ブッシュ:「マジで?」

ズッカー:「じゃ、両方ね」

トランプ:「どっち行くんだ?」

ズッカー:「右です、ほら…(聞き取れない)」

で、この後、マスコミがすったもんだしている間に、トランプは「陳謝ビデオ」を録画したわけだが、なんていうことはない。もう10年も前のことで、今の自分とは違う(でも、20年近くも前のビル・クリントンの浮気騒動は別らしいw)。

「謝罪する」とは言いながら、実際に「すみません」「ごめんなさい」の言葉はなし。

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