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ブックフェアのおまけ:ロンドン・ブックフェアとは別のところでバズっているタイトル

このところ日本ではWORK SHIFT、LIFE SHIFTなど「シフト本」が流行ってるみたいだが、一方で英語圏でも日本のベストセラー『家族という病』『妻のトリセツ』といった本に連なるようなタイトルが出そうだ。その名もFAMILY SHIFT。家族だからと何もしないのではなく、意図的に定めた目標に向かおう、という主旨の本で、著者Rodney Gageはフロリダの牧師。版権はChristopher Ferebeeエージェンシー。

ロンドン・ブックフェアの前にヨーロッパ各国で版権争奪戦になったのがアルゼンチンの作家、Smanta Schweblinの新作2タイトル。監視社会で世界を駆け巡るラブストーリーとその危険な側面を描いたKENTUKISと、SIETE CASAS VACIASというタイトルの短編集。既に売れた翻訳テリトリー:スペイン、イタリア、ドイツ、フランス、オランダ、ポルトガル、アルバニア、ブルガリア、クロアチア、チェコ、ジョージア、ノルウェー、ポーランド、ロシア。

これも欧米権は取り合いになりそうなのが、最近亡くなったファッション・デザイナー、カール・ラガフェールドの評伝、BECOMING LAGERFELD。版権は米版元のハーパー。

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