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しあわせ気分のドイツ語🇩🇪で発信力を!

B5サイズのテキスト、Eテレで放送中の語学番組です。
サイズの変更に驚いた方も多いかもしれません。
90円値上げですが、より見やすくなったかと思います。

先月までの「旅するためのドイツ語」に比べ、
圧倒的にドイツ語に触れる時間が長くなりました。

1週目の放送分だけでは断定できませんが、
「旅行」というコンセプトがなくなったこともあり
エンターテイメント性は一段階下げ、より落ち着いて学ぶことにシフトしていくようにも感じました。


社会情勢の変化や視聴者層の高年齢化に伴い、中長期的な滞在者(駐在員や移住を前提にした渡航者)にターゲットを変えてみようという試みかもしれません。

出演者のうち日本人は草本先生のみ、他のお三方はドイツ語話者です。
日本語の音声を通じた説明は最小限に押さえられており、
初学者は字幕を通じて内容を追うことになります。

これから半年間、どんな風に番組を活用できるかな?とイメージを広げ、NHKラジオまいにちドイツ語入門編の放送と組み合わせ、
無理なく1人でも継続できるドイツ語学習のヒントにしていただければ幸いです。


1,目標

この学習法で目指す目標(ゴール)は、

6ヶ月後の2024年3月までに
ドイツ語圏のネイティブスピーカーと
ドイツ語と日本語でかんたんな会話を交わせるようにすることです。

ごくシンプルな表現だけでも、少しずつ口をついて出てくるようになると、言語交換や交流の場へ参加してみようかな、と思えるようになります。


なお、文法項目を順に学びたい方には向きません。
耳から覚えるのが得意で反復を苦にしない方へ向けたご提案です。


2,クラスルームのドイツ語を言えるようにしよう


しあわせ気分のドイツ語
(テキストLektion3 より一部転載)

Ja, genau.    そのとおり

Natürlich.    もちろんです

Das ist gut.    それは良かったです

Das ist schön.  それは素晴らしいです

Kein Problem.   問題ありません

Einverstanden.  了解しました


6つの表現の発音をDeepL翻訳アプリなどを使い予め確認しておきます。

ドイツ語が初めてであればカタカナで読み方を書き込んだほうがいいです。
書き込めない部分はそのままでいいと思います。

リピートできそうな表現は繰り返し発音し、何度も紙に書いてみることも
おすすめです。
付箋に書いてトイレの壁や台所などよく目につく場所に貼っておくと
知らず知らずのうちに毎日見ることになります。

この表現は2023年10月より再放送の始まった野村先生のラジオ講座
「じっくり・たっぷり・はじめの一歩」でも
繰り返し使用されますので、ぜひ気をつけて放送を聴いてみてください。

短い同じフレーズを繰り返し聴くことで
知らず知らずのうちに音を通じて記憶が定着していきます。



3,自己紹介文を作っていこう

第1週のテレビ放送では自己紹介の型がいくつか出てきました
ラジオ講座では第1週目の3日間にわたり扱い、
また長めの自己紹介はLektion 28〜30で取り上げられています。

ゼロからドイツ語に取り組まれる方の多くは、

「1週目から一気にたくさんの表現を習っても、全くついていけないし、
 文法の解説がテキストにもほとんどないよ 」と戸惑ったかと思います。

テレビ放送に対応したテキストでは各課の終わりに文法のまとめが掲載されていますが、放送中に説明はありません。
今週のラジオ放送について言えば、文法の説明はテキスト、放送共に
ゼロだったと思います。


ただ、文法を1から順に学べばスムーズに短期間で発話できるようになるかと言えば全員が全員そうとは限りません。


あなたはどちらにあてはまりますか?

A 文法を1から積み上げて、納得した上でないとフレーズを覚えたくない

B 文法は後回しでいいので、先に耳から音で覚えたい  

内容のある会話へ繋げるには、細かな文法を習得することが必須ですが
「簡単な表現を身につけて、反射的に使えるようになってから」
文法事項の確認をするという学習法もあり、それは決して間違ったやり方ではありません。

多くのドイツ語講座は「文法を順番通りに」というオーソドックスな形をとりますが、ある程度学習が進んだ段階で
「反射的に言葉を出すためのトレーニング」を採用することになります。
文法事項を1つ1つ頭の中で思い出しながら発話していると、
いつまでもスムーズな会話にならないことは想像がつくと思います。


自己紹介は必ず求められるあいさつです。

マン・ツー・マンレッスン、グループレッスン、
言語交換パートナーとの学習、
どの学習法を選択をしても必要になるコミュニケーションの第一歩です。

学習レベルが上がるにつれて紹介の内容は深いものに変わっていくと思いますが、出身地、家族の話(兄弟の数、両親のこと)など、そこまで大きく変わらない固定の情報がいくつかあるはずです。

番組の進行に合わせて、いろいろな自己紹介文のパターンを作っておくと
必ず役に立ちます。


最後までお読みいただきありがとうございます。
ドイツ語の綴りと発音には一定の規則がありますが、テキストや放送では
その細かな解説には踏み込まないかと思います。

市販の参考書やネットなどで一度調べておくことをおすすめします。

もし放送や記事に関する感想などありましたら、ぜひコメント欄に
書き残していただければと思います。


追記 2023.10.11 
「しあわせ気分のイタリア語」は日本語とイタリア語の両方の字幕がついてます。「しあわせ気分のドイツ語」は日本語のみです。
2週目に入り、本格的な内容が始まりましたがシャドーイング練習もいいなと、いろいろ活用法を試してます。

追記 2023.10.31
「しあわせ気分のドイツ語」、第1週はかなり難しめの印象を受けましたが、
第4週の復習回は基礎に立ち戻って、ゆっくりネイティブの口元を確認しながら練習できるコーナーもありました。
個人的にはイタリア語学習に追われ、テレビ講座については思ったほど
じっくりと取り組めてはいないのですが来月も放送を楽しみにしています。

追記 2023.12.5
数字の復習の該当箇所を載せておきます。
ラジオ放送の入門編「じっくり・たっぷり・はじめの一歩」
Lektion 10  10までの数
Lektion 16  30までの数
Lektion 17  30から100までの数









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