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第30回 いたばし国際絵本翻訳大賞

イタリア語部門  『Immagina un posto』
作:    Chiara  Carminati
絵:     Lucia Scuderi

絵本作家Lucia Scuderiさんの紹介ページ(英語)
右上にイタリア語への切替ボタンがあります


英語部門    『If I had a little dream』
作: Nina Laden
絵:    Melissa Castrillon


https://www.melissacastrillon.co.uk/about-native



過去に2回、作品を応募し、
今年は個人またはグループで参加できればと思ってました。

期限があり、
文章の形式を整え 審査してもらえるということは
とてもいい練習や訓練になると思っています。


普段、絵本や児童書などを読んでいて
「これは訳してみたい!」と熱い想いがあっても
期限(外からのプレッシャー)がないので

「いつか ゆっくり やればいいかな」となります。

逆に、自分が選んだ本でなくても
「誰かに読んでもらえる」という第三者からの視点が入ることで

作品の魅力がどこにあり、
どんな表現にすれば、絵が いきいきと 動いてくれるのか
客観的にとらえる練習にもなります。


まだ、グループで翻訳に取り組む作業は経験がないのですが、
2人以上で訳を出し合うことでアウトプットの機会が増え、
より良い訳が出てくるはずです。

現実的にはよほど信頼できる仲間ができない限り、
厳しいな、とも。


互いの仕事やプライベートの予定をすり合わせて、
打ち合わせの時間を捻出し

作品の提出、というゴールまで
走り続けなくては行けないので
中途半端な気持ちでは 始めたくない というのが1点と

1回で構わないので 自力で試訳を作ってみたよ、という方でないと
組めないな、とは思っています

素人の集まりだとしても
最後の作品の形が想像できないと
共同作業は 難しいのではないかな、と


こちらも、いつか挑戦してみたいです。


今年は、個人的にとても慌ただしく
1人で配本だけ受けるのか、今だに迷ってます。


イタリア絵本の魅力、誘惑は大きく
部屋にあれば、つい眺めては訳し始め、
応募してみたくなるのは見えています

今回は 本当に残念なのですが見送り
過去の作品の一部を訳し直したり
他に、児童書以外で訳してみたい素材を探す作業に
時間を費やそうと思います。


うーん、とか言いながら
申し込み受付ギリギリに、空きがないか確認し
こっそり絵本だけもらってしまう気もしますが。
なんて、優柔不断なんだろう・・・


追記 2023.8.24
今回から応募資格が一部変わり、無償有償を問わず翻訳作品を出版した人は
対象外になったのかな。
昨年の要項は見てないし、今回もまだ読み込めてはいないけど…

選考は名前を隠した状態で行い、受賞者が絞り込まれた段階で
過去の出版履歴を辿るのかな
ペンネームで出版した人もいるだろうし
最後は自己申告制度かと

特に、選考に残ることを目指して参加してきたわけでなく
どういう訳文が評価されるのかという点に関心があります。

うーん、なんというか
語学力と練習量の不足を棚に上げて言えば
子どもが読んでもらったり、自分で読むための、絵本であるとともに
最後は子どもとおとなの文学であり
芸術作品的な要素もあるのかなぁと


追記 2023.9.14
英語絵本「If I had a dream」の絵は、
イタリア語部門で取り上げられたときの絵に比べ、かなり明るい色調
また、絵本の大きさはB5より、やや大きめのサイズ感

イタリア語絵本「Immagina un posto」は、
さらに小さめのサイズで持ち運びもしやすいです


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