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【初心者向け】初NFT(CloneX)購入の喜びと詐欺トラブルの体験

こんにちはリンです。

今回はNFT初購入による心境の変化と関連する詐欺トラブルの話をしようと思います。

★この記事で学べる内容

 ・NFTを所有することでの心境の変化

 ・実際のNFT詐欺の体験

 ・有名な詐欺の手口

★対象者

 ・NFTを販売・購入したい初心者

 ・NFT関連の守備力(騙されない力)を高めたい人

■初NFT購入の感想

2021/12/27にTwitterのプロフィール写真(PFP)に使用しているCloneX #19556の天使ちゃんを購入しました。

NFTプロジェクトCloneXの2万点のアバターはNike(ナイキ)が買収したNFTスタジオRTFKT(アーティファクト)が現代アーティストである村上隆氏(フラワーが有名)とコラボして作成されたものです。

資産価値が高く海外で人気のドット絵であるCryptopunksや猿の絵であるBored Ape Yacht Club(BAYC)を購入しなかったのは最低価格が数千万するため予算オーバーだったのと、CloneXは日本人が関わる世界で話題のプロジェクトであり、絵柄も可愛い/カッコいいと思ったからです。

狭義のNFT(非代替性トークン)はブロックチェーン上で発行された証明書ですが、広義ではその証明書に紐付けられたデジタル資産を指しています。今までコピーし放題だったデジタル作品と違い、NFTは世界に一つしかない、唯一無二のデジタル資産です。

理屈ではわかっていましたが購入前はそれでもjpegに何百万、何千万の価値があるのかよくわかりませんでした。NFT購入者にしかわからない感覚かもしれませんが、それを所有すると途端にその作品に命が吹き込まれ、自分の分身のように愛しい存在となってしまうのです。これからはネットやメタバースの中で彼が自分に代わって生きていくと考えると、新しい人生が始まったような、若返ったような感覚を覚えました。

また、単なる写真やアバターではなく所有していると、国を超えCloneX所有者のコミュニティーに入ることができ(Twitterのフォロワーも増加)、一種のファッション、クラブ、ステータスのように機能性も持ち合わせていることを実感できました。

CryptoPuncks:Opensea参照
Bored Ape Yacht Club(BAYC)

■実際のNFT詐欺の体験

□Discord詐欺、DM(ダイレクトメッセージ)

さて自分のCloneXはリーズナブルな方ですが8.6ETH(数百万円)もしました。2021年はNFTバブルの影響もあり価格が急上昇しており、そこにつけ込むNFT詐欺も多発しています。

一般人がNFTを入手する方法はプレゼント企画(airdrop, giveaway)で無料で手に入れる、プロジェクトに貢献してホワイトリストに載せてもらいプレセールに参加する、抽選やOpenseaなどの取引所で所有者から購入する等があります。そんな中、無料や格安で高級NFTが手に入ると言われたら、初心者のうちは詐欺に引っかかってしまうのも無理はないでしょう。

自分もDiscordというNFTを買う人の多くが参加するチャットアプリ経由で以下のようなDM(実際もらったDMは消したので別のDMを代用)をもらい、777体限定の特別なCloneXのセール(1体たったの0.3ETH!)に参加できるのだと勘違いしました。購入可能個体数が刻一刻と減っていくカウンターを見てメタマスク(ETHの財布)を接続し、なんとわけもわからず7回ほどクリックし、2.1ETH(当時は100万円程度)失い財布をも危険にさらしてしましました(涙)。

上記Discord DMの
一例、プレゼントに当選の通知
リンク先の格安CloneX販売サイト(詐欺です!)

□CloneXの公式discordからの注意喚起

CloneXの公式discordでは繰り返し、「DMは全て詐欺なので絶対騙されないでください」と散々アナウンスがあったのですが、discord使い始めたばかりで何がDMで何が公式アナウンスか学ぶ前に被害を受けてしまいました。同じ被害を受けないように、英語ですがCloneX 公式discordでの注意喚起を掲載しておきます。

CloneX 公式discordでの注意喚起

上記のような詐欺手口があり、自分の体験も交えて下に日本語で解説していますので、絶対に覚えて自分のように被害にあわないように気をつけましょう。

・DM詐欺(上記参照)

・Openseaの偽リスティング

自分もcloneX保有者にairdrop(無料配布)のあったPod(所有NFTを飾れる3D空間)を後から購入しようとした時、値段の安いPodを購入すると非公式品で、使用できませんでした。Openseaには偽NFTがたくさんあり、必ず公式サイトから飛ぶか、最低公式マークがあるものを選ぶ必要があります。自分はこれで0.1ETH失ったので、みなさんも気をつけましょう。

・取引詐欺

公式サイトや取引所以外での取引を避けるましょう。

・フィッシングウェブサイト

DM経由で公式サイトのアドレスに似た偽のサイトに誘導するもので自分が経験したもの。

・プレゼント(Giveaway)

同じくDiscordのDM経由で、プレゼント当選の知らせ等による詐欺。

Openseaでは
左の青の公式マーク付きが本物、右が偽物

さてみなさんもそろそろお腹一杯かもしれませんが、それ以外にも色々経験したので続けてシェアしていきます。

■NFT購入後2週間で経験した詐欺

□twitterのリプ欄

Metamaskと英語で呟くと自動のbotが作動し、サポートと称して詐欺サイトに誘導しようとしてきます。もういうまでもありませんがアクセスしてはいけませんよ。

□知り合いの体験
Discordのmint詐欺

□mint詐欺その2

■最後

他にもPCにウイルス(マルウエア)が入り込みウォレットのシードフレーズ(秘密鍵)が抜かれて中身がごっそり抜かれたり、自分でシードフレーズを紛失したり(セルフGOXと呼ばれる)とNFT、仮想通貨界隈ではいたるところに罠が潜んでいます。書いていて自分も本当に怖くなって来ましたが、事前にどんな手口があるか知っておくだけで防げる場合も多いので、現実から目を背けず、勉強して新時代の防御力を上げていきましよう。

今後、色々な対策もまとめてみる予定なので、参考になった方は是非noteやTwitterのフォローをお願いいたします。Noteは週1回の更新予定です。最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。


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