子どもは「作る」のか「授かる」のか
最近、国民民主党の重点政策に「少子化対策」を加えなかったことに対して、「玉木代表が伊藤たかえ議員(愛知選出)から怒られたから」という話が興味深かったです。
伊藤議員はTwitterで子育て支援と給与水準が保障されて、子どもが産まれることが自然だと指摘していました。
うんうんうんと、ついスマホに頷いていました。結局少子化対策って言われる政策は、働く女性に照準を当てているにすぎず、多く子どもを産んでもらうための対策であると、僕も考えていたからです。
一連の議論を受けて、僕らの世代、あるいはもっと上の世代から、子どもは授かるものじゃなくて、作るものなんだな、と転換が起きていることに気付きました。
そうなったとき、求められるのは「子どもを産むメリット」です。嫌な考えですが、教育費の高騰を考えると無理もありません。
子どもを産めば産むほど、公的支援の対象外になる子育て罰という言葉も生まれています。
子どもを価値で測るのか、そんなことしたくありません。そうでない社会を考えていきたいです。
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