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規格外と言わずして何と言う? LINE WORKSの実力!

はじめまして。ワークスモバイルジャパン広報です。

LINEのような使いやすさで定評あるビジネスチャット『LINE WORKS』を提供しているのは、私たちワークスモバイルジャパンという会社です。最初の投稿なのでよく誤解される点をいくつか書いておくと...

- 私たちはLINE社ではありません
- LINE社の一部門でも子会社でもありません
- LINE WORKSには利用期限のない「無料版」があります
- 「法人利用」に特化したビジネスコミュニケーションツールです
- 他にもいろいろあって...くぁwせdrftgyふじこlp
という感じで書き出したらキリがないぐらい!

こういう誤解がある間は、広報の力不足なんだなと思っています。

とは言え、こと『LINE WORKS』について調べようとすると、サービスに関する情報はとにかくたくさん見つかるものの、運営しているワークスモバイルジャパンについては未上場ということもあり、秘密のベールに包まれているように見えるようです。note開始をきっかけに、少しずつ情報を公開することにしました。

この記事では、LINE WORKSに関する以下の3点についてご紹介しています。

- 国内上場SaaSと比べてもトップクラスのARR
- 成長スピードも「規格外」
- 海外のグローバルSaaSにも見劣りしない圧倒的成長

さっそくSaaSビジネスらしく、ARRで成長スピードを確認してみましょう。
ARRについてピンとこない方もいると思いますので、ここで軽く解説してみます。

ARRとは?

SaaSビジネスの販売モデルは、パッケージ提供されていたソフトウェア製品をクラウドで提供する際に、売り切りではなく、継続的にご利用いただくことで、長期的に収益を上げていくというモデルです。

そのため今週・今月いくら売ったかということよりも、今後継続的にいくらの収益を生み出すかという観点が重要になってきます。

そこで用いるのが、「ARR」という指標です。

ARRは、Annual Recurring Revenue(年間経常収益)のことで、MRR(一か月あたりの経常収益)を年換算(12倍)した数字、つまり今後1年(12か月)で得られる収益のことです。

たとえば、月額100円(MRR:100円)の契約のARRは1,200円です(MRR×12)。期初の3月に獲得した月額100円の契約も期末の10月に獲得した月額100円の契約もARRは1,200円です。

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会計上の収益だと、会計期間に合わせて計上するので、前者は1,000円、後者は300円となりますが、“いつ”獲得したかに関係なく、この先1年で得られる収益を示す指標がARRです。

前述のとおり、SaaSビジネスは、お客様に継続的に利用して必要があるため、製品・サービスをアップデートし続けていかねばなりません。ARRのような指標を用いて一定の収益の予測が立つからこそ、より便利な機能の開発やセキュリティや安定運用に投資することができるのです。

ARR・MRRについてもっと知りたい方は、Baremetricsさんの記事が参考になるので、こちらをご覧ください。

ARR(年間経常収益)とは?

LINE WORKSのARRは代表的な国内SaaSの7番目ぐらい

ARRという指標がイメージできたところで、LINE WORKSビジネスのARRについてもご紹介いたします。

比較しやすい指標が欲しいなと思ったので、「決算が読めるようになるノート(@irnote)」さんの2021年10月16日の投稿を参照させていただきますmm

こちらの情報によると、国内SaaSでARR100億円を超えているのが6社あるようです。

そして初公開となりますが、LINE WORKSのARRは、2021年Q2で78.7億円です。

グラフに混ぜてみるとこのようになります。100億超えのマネーフォーワードさんに次いで7位というポジションのようです。

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ARR 100億円というのが米国でIPOするときの最低基準と言われています。弊社も100億超えを目指して頑張っていかねばなりませんね(意味深)。

成長スピードも他社の引けを取らないLINE WORKS

次に成長スピードをみてみましょう。ARRで100億円を超えているサービスはリリースしてから平均して約9年が経過しています。先の6社に資金調達の際に話題になったSmartHRさんも加えてみたりしてマッピングしてみたのがこちらです。

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LINE WORKSはまだサービス開始から6年未満というところで、成長スピードも国内SaaSの中でかなり勢いのある様子が伺えます。

このあたりの情報の出し方はSmartHRさんがとても上手です。ワークスモバイルジャパン広報も素直に見習うべき!と思いまして、ITmediaに掲載された「ユニコーン企業となったSmartHRは、どれほど規格外なのか?」というわかりやすい記事を参考にさせていただきました。

こうした記事を読んだあとに自分たちの手元をみると、LINE WORKSビジネスもなかなかの「規格外」と言えそうです。

グローバルSaaS勢とLINE WORKS比べてみる

こちらは米国SaaSユニコーン企業のARR 1億円〜100億円までの成長スピードのグラフです。

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引用元: State of the Cloud Report 2019 - Bessemer Venture Partners

お馴染みの名だたるグローバルSaaS勢の急成長ぶりが伺えます。

では、SmartHRさんを真似して、このグラフにLINE WORKSの実績を混ぜ込ませていただきます。

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これには、ビジネスを動かしている自分たちでもなかなか驚きです。

事業目標がとても高い会社なので、中にいると常に「まだだ。まだ足りぬ」状態なのですが、グローバルSaaS勢と比べても見劣りしない成長ができていると分かれば、これまでの戦略・戦術の正しさを証明しているようにも思えますし、むしろ「まだまだいける!」と気持ちが奮い立たされます。

LINE WORKSはどこへ向かうのか

こうした実績もLINE WORKSを日々ご利用いただいているユーザー様がいるからこそです。私たちはみなさまに使い続けていただけるように、これからもサービス向上やインフラの安定運用等に継続投資していきます。

そして、少しずつですが、ワークスモバイルジャパンのプレスリリースLINE WORKS導入事例からは見えてこないLINE WORKSのビジネスという側面についてもnoteで発信していきたいと思っています。

毎年の年始に開催されるカンファレンス「LINE WORKS DAY」は2022年も1月19日・20日に開催の予定です。基調講演などでいくつかの新しい発表を予定していますので、ぜひワークスモバイルジャパンとLINE WORKSにご注目ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事に関するワークスモバイルジャパン広報への取材のご依頼、お待ちしております! あとキャリア採用も積極実施中です!

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