見出し画像

上半期LINEジャーナリズム賞、ユーザーの声にメディアの反応は?

先日、LINE NEWSでは「上半期LINEジャーナリズム賞」を発表しました。

2021年11月〜2022年6月に配信された250万本を超える記事の中から6記事を選出し、ユーザーの皆様に記事の感想をTwitterで募集したところ、多くのコメントをいただきました。ありがとうございました。

そこで今回、各記事に寄せられた感想の中からいくつかを紹介します。また、執筆したメディアの方々からいただけたコメントもあわせて紹介します。(メディア名50音順)

***

新品ランドセル、黒を選んだ娘にひやり
外国人ママが直面した「日本のフツウ」を見つめる

朝日新聞withnews(2022年3月28日掲載)

メディアからのコメント

多くの方に感想を頂き、大変うれしく思います。ありがとうございました。
今回の記事は、外国出身の方の生活を通して、私たち自身が「普通」にとらわれていたかもしれないと気付くきっかけになればと願い、書きました。
育ってきた生活に馴染み過ぎて、「常識」だからそうしなくちゃと思っていたことも、ザヤさんたちと語り合うことで「フツウって?」と気付ける。これは私の実体験です。
「多様性」とよく聞く時代になりましたが、難しく考えず、日々、となりの人たちと話すことでアップデートできることもあるように思います。
「明日、外国人ママに話しかけてみよう」とツイートされている方がいて、本当にうれしかったです。

朝日新聞withnews 松川希実

***

震災から11年 行方不明になった妻を捜し、
今日も女川の海に潜る夫

仙台放送(2022年3月5日掲載)

メディアからのコメント

まずは、ジャーナリズム賞に選出いただき誠にありがとうございます。ユーザーの皆様からのコメントを拝見し、多くの方が関心を持って読んでいただいたと嬉しく思います。今回の記事では、東日本大震災は今も終わっていないということを伝えたいと執筆しました。全国の多くの方にそのことが発信できたのではないかと実感することが出来ました。被災地でも、全国でも東日本大震災の報道量は減る一方です。「風化させてはいけない」というコメントもありました。これから年数が経過しても、地元局として東日本大震災の現在地を伝えていかなければならないと気持ちを新たにしました。この度は誠にありがとうございました。

仙台放送報道部 大山琢也

***

ついていったらマルチだった―。
"洗脳"で全てを搾取。
「潜入取材」で暴いた正体と、首謀者の言い分

毎日新聞(2022年4月28日掲載)

メディアからのコメント

多くの感想をいただき、ありがとうございました。中には、友人や恋人、自分が経験したというコメントもありました。皆さんのすぐ身近で起きている問題であることを、改めて実感しました。なぜ騙されるのか。不思議に思った人も多かったでしょう。取材した元構成員は同じ言葉を口にしました。「自分が騙されるとは思わなかった」。組織の体系的な洗脳はそれほど巧妙なのです。当事者に被害者意識がなく、自覚がないまま加害者側に回っていることも、問題を複雑にしています。警察や行政機関に訴えてもらちが明かず、途方に暮れている家族が今もいます。これは現在進行形の問題です。今回の受賞が、少しでも注意喚起につながればと願っています。

毎日新聞くらし医療部 小鍜冶孝志

***

不妊治療で追い詰められた先の幸せ、血のつながらない子と
家族になった夫婦の選択

読売新聞オンライン(2022年6月6日掲載)

メディアからのコメント

私は、家族は血縁がすべてではなく、子どもを持たない生き方も含めて様々なカタチがあり、正解なんてないことを今回の取材を通じて学びました。皆さんのコメントを拝見し、そうした考え方を共有できたことをうれしく思います。特別養子縁組は子どもを幸せにするための福祉制度ですが、そのためには親が笑顔でいられることも大切です。愛情をもって子どもを育てたいと考える夫婦の選択肢の一つとして広く認識されれば、この仕組みが特別なものではなくなるのではないでしょうか。子どもを育てられない事情があり、子どもの幸せを思って子どもを託した生みの親も含め、縁組後を支援する体制作りが進むことを願っています。

読売新聞医療部 加納昭彦

***

ウクライナは「他人ごとではない」
ロシアに奪われたままの故郷 日本にある領土問題

STVニュース北海道(2022年6月3日掲載)

メディアからのコメント

北方領土問題を「知っている」と答える人は多いと思います。しかし、当時何が起きたのか、なぜ戦後77年たった今も4島は返還されないのか、詳細に答えられる人は多くはないでしょう。北海道で生まれ育った私も、記者という立場でなければ元島民と向き合う機会はなかったと思います。「いま返還運動をやめれば、北方領土に日本人が住んでいたという歴史そのものを否定することになる」と取材した得能さんは話していました。返還については楽観視できる状況にありません。ただ、世間が「なんとなくの諦め」によって領土問題から目を背けないように、元島民は自らの経験を語り継ごうとしています。この記事が未来につながる一助になればと、切に願います。

札幌テレビ放送報道部 中内佑

***

"言葉にしてはいけない思い?" 語り始めた母親たち

NHK NEWS(2022年5月24日掲載)

***

全ては紹介できませんでしたが、どの記事にも多くの感想をいただきました。今後もさまざまな特集記事を予定しているので、LINE NEWSをぜひ覗いてみてください。


👇「LINE NEWS」公式アカウントを友だちに追加
https://lin.ee/chNt6wW/lnnw

LINEで更新通知を受け取りたい方はこちら。(※スマホ閲覧時のみ有効)

TwitterFacebookのフォローもよろしくお願いします。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!