ノスタルジックを掴むな

どこか知らない町にある家の子供部屋とか。
遠く離れた島の、真夏のバス停とか。
雪山の奥地にポツンと建っている明かりの灯ったログハウスとか。

ノスタルジックなものはノスタルジックのままでいい。
そう思う時がある。

自分がロマンチックに感じるもの。
写真を通してそれらに触れることができたら。
とっても素敵なことだなと思う。

幻想は、ある程度幻想のままが、ちょうどいいんだろうな。
ぜんぶを手に入れたらつまらなくなっちゃう気がして。
この写真というツールを使って、自分が好きだと思う何かに触れ続けることができたら、いいな。
そんな素敵なものに出会えてよかったな。
今日も街を歩いて、センスのいい何かを見つけるんだと思う。

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