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こんなことなら、もっと森を駆けていればよかった。
「思考し過ぎないようにしよう」という思考を
している渦中は、どうも脳の働きがうまくいかない。まるで世界がキュビズムに見える様で、抽象的で思い出せない概念だけが脳内を多分巡っている。ムダなものを削ぎ落として、必要最低限の思考だけをする方法がどうも思い出せず、まるでそのプロセスだけが自分の脳内からぽっかり無くなった動物のようでひどく辟易する。思考停止状態で過ぎていく日々に投げやりになろうと、きっとどう
ノスタルジックを掴むな
どこか知らない町にある家の子供部屋とか。
遠く離れた島の、真夏のバス停とか。
雪山の奥地にポツンと建っている明かりの灯ったログハウスとか。
ノスタルジックなものはノスタルジックのままでいい。
そう思う時がある。
自分がロマンチックに感じるもの。
写真を通してそれらに触れることができたら。
とっても素敵なことだなと思う。
幻想は、ある程度幻想のままが、ちょうどいいんだろうな。
ぜんぶを手に入れ
気持ちよくありたいけどありたくない
当たり前だけどね、表現というのは自分の中にあるものしか表現できない。そんな見知った事実に、未だに打ちのめされることがある。生まれてから享受されてきた経験の寡多をステータス化するのはナンセンスなことだと分かってはいるけれど、チョコレートパフェをおいしいと感じれるような甘ったるい人生を生きてきた責任なんてのをどうも感じてしまう。あったかい。布団に包まれながらこの文章を書いているけども、布団がこんなにあ
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