売れるスタンプは何がちがう?~“よく使われるスタンプ”3つの共通点~
スタンプをつくるときにどんなことを意識していますか?
「どんな表現を取り入れるか」を考えることはスタンプを使われやすくするために重要です。
そこで、今回の「売れるスタンプはなにが違う?」では、よく使われるスタンプに共通している3つのポイントを紹介していきます。
よく使われる表現を入れる
使いやすいと呼ばれるスタンプには「使いやすい表現」が入っています。
例えば、「OK」「はーい」などの“了承表現”はLINEのトーク上で使われやすいスタンプです。
このような日常の挨拶や返事の表現はよく使われる傾向にあるため、1つのスタンプセットにいくつあってもOKです。
「自分もこのスタンプを使いたい!」という人が多くなれば、結果的に売れるスタンプになります。
これらの“基本パック”ともいえる返事や挨拶の表現は鉄板で入れるのがおすすめです。
また、以下のように表現したいメッセージが全面にでているとさらに使いやすさがアップします。
ポジティブな表現を中心に構成する
スタンプは基本的にポジティブな表現のほうが使われます。
ネガティブな表現は場合によって人を傷つけたり、誤解を生んでしまう懸念があるため使われにくくなってしまうからです。
ポジティブな表現は以下のようなものがあります。
これらのポジティブな表現は自分の感情を伝えるために使いやすく、
またトークルームで送ったテキストに対して感情を補足するスタンプとしても使われやすい傾向があります。
逆にネガティブな表現は以下のようなスタンプがあります。
否定的な表現のスタンプは送る相手との関係性が深い場合にしか使わない可能性があり、あまり使用頻度が高くありません。全体のバランスを見てポジティブな表現をメインに、ネガティブな表現は少なめにするよう心がけましょう。
もちろんシーンによっては使うこともありますので、セットに入れるのはOKです。あえてネガティブなコンセプトのスタンプ制作を進めるという戦略もあります。
限定的な行動表現のスタンプは控える
学校の友だちとの会話、家族との連絡、職場の人との挨拶などLINEは様々な場面で利用されていますが、人それぞれ趣味や行動パターンが異なります。限定的な状況でしか使用しない行動表現のみのスタンプはあまり使用頻度が高くありません。
行動表現のみのスタンプは、セット内での構成比率を控えることをおすすめします。
人気になったキャラクターやイラストのスタンプをシリーズ化して制作する場合にはこういった行動表現のバリエーションを増やしてもよいでしょう。
まとめ
それでは本日のまとめです。
“送る相手”のバリエーションに対応できるものや、日常の会話の中でよく使用する“返事や挨拶”について意識してみましょう。
使いやすいスタンプが多ければ多いほどトークルームで連鎖的に使用→購入され、人気スタンプになる可能性が高まります。
今回は「よく使われるスタンプ」というテーマでスタンプづくりのポイントをお伝えしました。
次回もスタンプづくりに役立つ情報をお届けしますのでお楽しみに!