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制作サポートって、どんなことをやっているの? #知りたい! LINE Creators Support Program

LINE Creators Marketでは才能豊かなクリエイターの発掘と世界的なキャラクターを生み出すことを目的に『LINE Creators Support Program』というスタンプクリエイターの活動支援プログラムを実施しています。

 今回はそのなかで行っている「専属のLINEスタッフによる制作サポート」について紹介します。

LINE公式スタンプのクリエイティブ編集も担当するLINE社員が専属担当し、ユーザーに好まれる傾向についての情報提供やアドバイス、効果測定などをクリエイターによりそう形で行っています。
結果として、サポート期間内の平均売上はサポート前の5倍、最大で30倍までに増加しています

専属担当による制作サポート

配信するスタンプのテーマを決める

『LINE Creators Support Program』のサポート期間中は年間12セットのスタンプを配信します。毎月1セットのペースで配信をしているため、同じようなスタンプばかりになってしまうとマンネリ化してしまうことも。

サポート対象のクリエイターが過去に配信したスタンプを分析し、差別化はもちろん、想定した購入層に使われやすいテーマを選ぶことも大切です。構成案やデザインを検討する際に悩まないよう、この段階で「どの層に向けて、どのようなテーマにするか」をしっかりと決めています。

・最近のトレンドから選ぶ
・配信時に参加できる特集から選ぶ
・過去に配信をして反応のよかったテーマから選ぶ

テーマ決めのポイント

このほか、SNSを活用しているクリエイターであれば、どういったテーマのスタンプがほしいかSNS上でアンケートを実施して決めることもあります。それぞれのクリエイターにあわせた方法でテーマ決めのサポートをしています。

スタンプの構成を決める

・「ありがとう」「おはよう」などのよく使われる表現は入っているか
・そのキャラクターらしい表現は入っているか
・ポジティブ表現とネガティブ表現のバランスはとれているか
・想定している購入層にあわせた表現になっているか
・過去のスタンプと似た構図、ポーズのものはないか

スタンプ構成のチェックポイント

よく使われる表現を入れることも使われるスタンプをつくるうえで大切ですが、それ以上にそのキャラクターの持ち味を活かすスタンプを入れるのが大切です。どういったスタンプが人気傾向にあるかはそれぞれのクリエイターによって異なるため、過去のスタンプを分析してアドバイスをしています。

また、同じ「ありがとう」の表現でも「ありがとうございます」なのか「サンキュー」なのかで印象も違います。年配層にあわせた表現であれば丁寧語にしたり、若年層であればくだけた表現にしたりとニュアンスを変えています。

そのほか、よく使われる表現のスタンプは過去のスタンプも見返して、同じ構図・ポーズになっていないかもこの段階で確認をします。このあとのカラーデータでの最終確認で修正が重ならないよう、構成案でのやりとりが一番多いかもしれません。

スタンプ画像の最終チェック

構成案にそってスタンプ制作したら、申請する前のカラーデータでテキストの色やサイズなどの読みやすさや表情の細かいところまでチェックします。

・文字の色・サイズは読みやすいか
・感情は伝わりやすいか
・あしらい(装飾)は適切か

スタンプ画像のチェックポイント

構成案の段階である程度決めてしまう場合もありますが、メイン画像や並び順もここまでに決めています。最終チェックがOKとなればいよいよ申請です。

LINEスタッフとクリエイターが二人三脚でスタンプ制作をしている『LINE Creators Support Program』。やり方はクリエイターと担当LINEスタッフによってさまざまですが、基本的には毎月このような流れでスタンプの制作をサポートしています。

下記ページではほかにも『LINE Creators Support Program』の概要や対象者などをまとめていますのでぜひご覧ください。