見出し画像

犬と赤ちゃん

最近思うことがあって。

私、わりと日常的に孤独感を抱くんですよね。実家暮らしではあるんですけど、起きたら家族はみんな仕事行ってて。

ひとりで自分のごはん作って、アリアナとか聞きながら化粧して髪巻いて、コーヒードリップして魔法瓶に入れて。

研究室に行って4〜5時間ひたすらPCに向かう、みたいな。

そんな感じで生きていると、ひたすら自分が愛を注ぐと懐いてくれる、無垢な存在が無性に恋しくなったりします。

ワンちゃんとか。

叔母の家に黒チワワがいるんですよ。

ふわふわでさらさらの毛に包まれた小さなお顔を両手で包んでナデナデすると、目を細めていかにも私が必要であるみたいに、好意を示してくれます。

赤ちゃんだって、一定の歳までは同じだと思うんですよね。

こっちからひたすら愛情を示して、あっちから多少(ノンバーバルな)反応が返ってきたら嬉しいなっていう。

1年ほど前にいとこの子どもが生まれました。

生まれてすぐなんて、ワンちゃんとなんら変わりないやり取りしかできないんですよ。私たちが触れて、多少の反応が返ってきて、何故かそれで私たちが笑顔になれる程度。それなのに、なんか遠慮しちゃうような、思いのままに絡んでいけない気持ちが自分にあって。

なんでかなーって、考えました。

人間にはいつか自我が芽生えるということを前提に、ひとりの人間として、尊敬するもしくはしない対象として、扱わないといけないからですかね。

たぶん、人の子どもだから尚更、「あなたが生み落としたこの生物、今はこんな意味のない(けど何故か癒される)コミュニケーションしか取れないけど、ちゃんと人間として、いつか社会の一員になる存在として扱っていますよ」という姿勢を見せないといけないことに、窮屈さを感じたのかも。

まだ「人間」になっていない、他人が作り出した無垢な存在を、人間として扱っているフリをすることに違和感があったのかな。

以上、動物愛好家や妊婦さんたち、両方から批判を喰らいそうな非人道的エッセイでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?