残業ありきの仕事が多すぎる日本

先日、首都圏で「英語」とかキーワード入れて求人サイトで検索しました。

500件以上がヒットしました。

そして、残業20時間以内という条件を加えたら、50件以下になりました。

これが日本の現状。

かれこれずーっと、ワークライフバランスを取りたいので残業はしたくないですと公言してやってきました。

その度にエージェントや企業から「残業は仕方ないことなので、それは貴方のワガママだ」と言われ続けてきました。

幸い、それでも良いと言ってくれる場所があったのでやってこれました。(今は無職ですけど)

これは本当に自分自身の問題なのかともう一度問うてみたいです。

残業20時間というと、平均1時間/日ですよね。それって、企業として、

・仕事量を管理できていない
・業務量に対する人員が足りていない
・効率化を図れていない

という問題点が挙がるのではないでしょうか?

例えば、Excelで打ち込む作業などをオート化すれば、数日の仕事は数秒になります。勿論、コードを作るために時間はかかりますが、その後の単純作業を削減できるとなれば大きな効率化になります。

今はAIが台頭しているため、コードすら書いてもらえる時代なので、もっとスピードアップができるかも知れません。

但し、私自身、AI使用に100%賛成派ではありませんが。

単純作業によって生みだされる価値、その人が感じる生きがいもあります。


次に、マネジメントの問題。

先日、マネージャークラスの方と話しましたが、限られた時間の中で、話を調整し、進行し、まとめ上げる能力がないのでは?と感じました。

人間、いろんな輩がいます。

そいつらをどう活かして纏める上げるか?それができてマネージャーと語れるのではないでしょうか?

勿論、非常に難しい技術だとは思いますが・・・。

最後に、人手不足。運送業界では顕著になりつつありますよね。

自動運転も追いついていないし、自動車業界と幅を広げれば、以前描いていた夢の時代は来ていない・・・。

日本の場合、基準枠の人間しか雇わず、後は切り捨てるというスタンスが問題だと感じます。

色んな特徴の人がいますよね。朝型、夜型、短期集中派、スタミナ派、弱小タイプ・・・。それぞれがそれぞれの持ち味を活して働いていけるなら、ある程度の労働力不足は補えるのではないかと思います。

これもマネジメントに繋がる話かと思います。

これまで企業はあまりに労働者に頼り過ぎていたのではないかと思います。

21世紀も第1クォーターを迎えようとしているのだから、もっと希望のある社会になってほしいと切に願います。


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