丁寧すぎる?日本の接客

私は1年間オーストラリアで生活していて、最近日本に戻ってきた。いい部分も悪い部分も、オーストラリアと違うなぁと思うことがよくあるので、記録しておきたい。

今日は今週末にあるTOEICに向けて勉強をしようと、近所のチェーン店のカフェへ向かった。

まず、店員さんが、客が入ってくる度に「お席の確保がお済みの方からレジにどうぞ」と大声を張り上げている。よく聞くフレーズだし以前は何も思わなかったけれど、いちいち言う必要あるの?という疑問が湧く。

🇦🇺オーストラリアなら
そもそも荷物を置いて注文に行くなんて危ないことが出来ないので、席がなかったらすぐ諦める。
もちろんそういう声掛けもないし、席に座れそうかなんて見たらわかるでしょ!それ考えた上で注文するなんて当たり前だよね、スタンス。



次にカウンターで注文をする。「ポイントカードお持ちですか?」と聞かれる。家に置いてきたことを思い出し、「いや、大丈夫です。」と私。
「本当に大丈夫ですか?ポイントの後付けは出来ませんのでご了承下さい」
これもよく聞くフレーズだけれど、後付けしにきた時に断ればいいのでは…?

🇦🇺オーストラリアなら…
もちろん、レジの時にそんなこと言わないし、あとからポイント付けにきたとしても
「出来ないんです〜、ごめんね。」
「あら、そう」で終わり。


レジが終わりしばらくして、近くの2人がけの席に幼児の子2人とお父さんが座った。席の間隔が開いていたし、別にそこまで窮屈でもなさそう。なのに店員さんが現れ、その両隣に座る客に、「こちら、お隣りに幼児の方2人座られますが、狭さ大丈夫でしょうか?」
と聞いていてびっくり。
狭かったり嫌だと思ったらその客自身が勝手にどっか移動するなりしたらいいだけじゃん。
聞かれた方も困惑していた…(笑)

🇦🇺オーストラリアなら…
もちろん店員が席の狭さで干渉してくることないし、嫌なら自分で席移動するか、店を出るかのスタンス。


オーストラリアに行ってから、丁寧すぎる接客も、なんだかストレスを感じるなぁと気づいた。もちろん、丁寧なのは素晴らしいことなんだけど、度を超えると逆に息苦しく感じる。
客を怒らせることを極端に恐れることが過剰に丁寧な接客を生んでいるのかな…。

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