パートナーが家事に目覚めたキッカケと現在の家事侵食度数。
結婚してから約20年。
結婚当初は家事能力0%だったパートナーが、
洗濯、掃除、食器洗い、買い物、娘への教育
と、いまや日常の家事を私よりこなしているように感じる。
一体なぜなのか?
振り返りと現在を比較ながら、そのキッカケを考察してみた。
結婚当初のパートナー
今でこそ、家事をコツコツとこなすパートナー。
結婚当初は、本当に驚くほど、家事度0パーセントだった。
唯一の能力としては、
頼めば、ゴミ出ししてくれる。
くらいだった。
もともと超絶マイペースなパートナー。
朝、洗面所を自分の占領下に置かないと、スゴぶる不機嫌になった。
とうとう、
『俺が仕事に出るまで、朝起きてくるな!!!!』
なんたる理不尽。
いや、、、
朝早起きしなくていいので、ラッキーなのか?
なんであれ、新婚当初のパートナーはイライラがMAX。
話が通じないので、
パート先に理由を伝えて、出勤時間を1時間変更してもらうようにお願いしました。
夕ご飯も作って待っていたら、怒られたこともあった。
『勝手に夕ご飯を作って待ってんな!』
勝手にって、、、
あの〜、作ってもらえるだけ、有り難いって思えないもんですかね?
とにかく、朝ごはんはなし。
夜ご飯は必要な時にだけ作る。
お弁当も作って持たせてましたが、いたみやすいという理由で
徐々にNo Thank youされました。
もともと食事に関しては手間が少なめ、ただ、それ以外の家事は全て私が行ってました。
パートナーが家事に目覚めたキッカケ1 娘の誕生
こんな感じで、めちゃくちゃマイペースな我が家のパートナー。
そして、赤ちゃん欲しい願望0でもあったパートナー。
なので、育児で戦力になってくれるとは、全く期待してません。
案の定、
『立ち合い分娩はお断り』
『男が赤子の面倒見れるはずがない』
などぼやいていたパートナーだが、
意外や意外、
病院の看護師さんの押しと現場の流れに負けて、しぶしぶ立ち合い分娩。
そして、生まれたての娘を抱っこ。
最初に娘のオムツ交換。
全て私より先にしたので、自分にもできるって自信がついたのかも、
娘のお世話は普通にやってくれました。
しかし、育児以外の家事は今までと同じで私がしていた。
パートナーが家事に目覚めた最大のキッカケ2 ママ友
それは娘が10ヶ月の時に運よく入れた認可保育園。
両親で出席した自己紹介の席で。
『Limo家は私がフリーランスで時間が安定しない仕事をしているので、夫婦で家事と育児、全部50%、半分こでやってます!』
家事は私一人でやっていたのに、緊張のあまり表現を間違えて、全部夫婦で半分こでやっているって、解釈される自己紹介してたんですよね。
それを聞いた他のママさんたちが、我が家のパートナーに
『半分って、凄いですね。うちなんか全然手伝ってくれなくて、羨ましいです』
的なお褒めの言葉をかけてくれたそうです。
『今日、他のお母さん達から褒められちゃったよ。他の父親は家事を手伝ってあげてないんだね。なんでかね?』
嬉しそうにそんなこと言っていた。
それから、育児だけではなく、パートナーの家事スイッチが完全にオンになりました。
パートナーが家事に目覚めたキッカケ3 洗濯
マイペースでこだわりの強いパートーナー。
まずは洗濯から進出してきた。
最初は私が方法を教えていたのですが、私の方法や道具などに、ちくいち文句を言い始めました。
『文句があるなら、洗濯物は各自でしよう』
私がそう提案したら、
『自分の洗濯物だけ別で洗うなんて、オレを汚いもの扱いする気か!』
『だったら、全員分をオレが洗濯する!』
????
えっいいの?
どうぞ、どうぞ。
それから彼は
ハンガーを全て買い替え。
蛍光剤の入っていない洗剤を調べ。
好きな洗濯干し場所を数カ所確保。
洗濯機を業者にお願いして解体クリーニング。
洗濯本を熟読。
洗濯道を極めるべく、日々、精進してますよ。
ただね、洗濯物を畳むことには興味がまだ向いてないらしく、仕上がりはシワシワで、アイロンをかけることも洗濯物を畳むこともありません。
ただここ最近、シワが激減、生乾きの嫌な匂いもなくなったので、腕を徐々にあげていますね。
このまま何も言わずに、全てお任せします。
ここ最近のパートナーの家事侵食度数
洗濯から始まり、子育てと家事に進出してきたパートナー。
現在進行形で、徐々に侵食を続けています。
● 洗濯 100%
家族3人分の洗濯。干すまではパートナーがやってくれる。畳んでしまうは各自。
定期的に寝具の洗濯をしてくれる。が、ベットメイクング私の仕事。
※我が家では、洗濯機はパートナーの許可がないと使えない。勝手に使うと偉く怒られるので、そっとしておいています。
●学校行事 99%
父母会、PTA的学校のお勤めなど。
パートナーが全て出席しています。
1年生の時には立候補して、とある役員を引き受けてきたりしてました。
(立候補したくせに、人付き合いは苦手、エクセル、パワポが使えない。どうやらかなりの戦力外だったご様子)
● 掃除機 70%
毎日ではないが、気が向いた時にやってくれている。
こまめにエアコンのフィルターや寝具にも掃除機をかける。
たまに、わりと床にホコリが落ちている時があるので(週1回くらい)、その時は私が掃除機をかける。
※掃除機は勝手に使っても、パートナーからクレームはは入らない。
※ただし、掃除機の中のゴミの取り出しがあまいと、すかさず見つけてきて、注意勧告される。
● 食器洗い 70%
Limo家には食洗機があるのだが、ここ3ヶ月くらい前から急に食洗機もパートナーの占領下に置かれだした。
既に、娘と私に食洗機の使い方への注意勧告が始まっている。
100%になるのも時間の問題な気がする。
● 買い物 70%
ネットスーパーの手配は完全にパートーナーが牛耳っている。
何曜日に注文して、何日に配達が良いのか?ポイントを効率よく稼ぐために、計算して手配しているらしい。
私は一緒に注文して欲しい商品をネット上でカゴ入れしておくのみ。
それ以外に、足りない食材はいつの間にかに買い出しに行ってくれている。(基本的にはパートナー君が必要な食材のみだが、)
※なぜか、いつも納豆を各種大量に冷蔵庫においている。いっぱいあるくせに、パートーナー用の納豆を食べてしまうと、えらく不機嫌になる。
●ゴミ捨て 60%
パートナーは仕事柄、週の半分は朝、家にいないので、その時は私がゴミ捨てをしている。きっと在宅していたら、これも100%になりそうだ。
ただし、シンクに溜まる生ゴミは絶対に触らない。
どうやらこれは私の仕事のようだ。
●子育て 45%
小学3年生の娘に、自分の得意科目(国語、社会のみ)を教えるのは、ことさら好きのようで、丁寧に教えている。
が、やはり自分ひとりの時間を最も愛しているため、娘が幼児の時ほどはかまってくれない。
私が仕事で夜いない時には、どうやら娘を放置しているようだ。
● 食事 判定不能。
最近、教えたら、ご飯を炊けるようになった。それから、
パートナーは自分の食べたいものを自分ひとりで1食分作って、好きな時間に勝手に食べている。家族の分を作ることはない。
たまたま家族と食事のタイミングが合うと、私が作ったモノを一緒に食べる。(週に2、3回かな?)
最近、パートナーが料理番組を見出した。もう少し黙って様子をみよう。上手く侵食が進めば、家族の分も作ってくれるかもしれない。
まとめ
こうやって書き出してみると、パートナーの家事侵食度数は凄い。
よく、アート作品作って、ヘアメイクの仕事もして、同時に育児もして、一体いつ寝ているの?ってよく質問を受けるのですが、
家事の負担が少ないっていうのも、一つの答えかもしれない。
家事の負担が少ない分、作品を作る時間を確保できるので、パートナーに感謝。
そして、パートナーの家事力は今後の伸び代もかなり見えるので、期待を高めつつ、見守ろうと思っています。
Limo (Makiko Molimoto) 現代アーティスト
ハリウッド帰りのヘアメイクアーティストであり、元手術室看護師というユニークな経歴を持つLimo。
鮮やかで透明な樹脂を組み合わせた独自の作品は、
不可思議でスタイリッシュであると同時に、生命の持つエネルギーを内包しているかのような躍動感と儚さが入り混じっている。
またデジタルやパフォーマーとの今までにない新しいコラボレーション作品を展開し活躍の場を国内外に広げている。
Limoウェブサイト
https://limopiece.com
Limoアートインスタグラム
https://www.instagram.com/limopiece_art/
Limo仮面インスタグラム
https://www.instagram.com/limopiece/
タグボート
https://ec.tagboat.com/eccube_jp/html/products/list.php?author_id=100524&tngs_flg=0
トライセラ
https://www.tricera.net/artist/8100265
作品動画
ブギーナイト
https://www.youtube.com/watch?v=ewlLzqpsqtk
オータムナイト
https://www.youtube.com/watch?v=B51NKlo5VQg
糸姫
https://youtu.be/NhQc06cJvfs
https://xfs.jp/z9JV7V
サポート大変励みになります。新たなチャレンジに使わせていただきます。