見出し画像

㉔サバティカル〜みとぽすproject

パッと目に止まる時計が15分遅れています。
直さなくては。

どうも、春から大学生の未透です。
いやもう春やけど。


昨日の夜から今日の夜に読んだ本。

サバティカル sabbatical
長期休暇

私はこの本を数ページめくるまで、この単語を知りませんでした。

例によって例のごとく、その日の気分だった青い表紙に惹かれただけなので。

先ほど読み終わったばかりで、正直このnoteなんて書いてないでぼんやりと余韻に浸りたいぐらいなんですが、それくらい寄り添ってくれる作品でした。

主人公は十数年も働いたあとのサバティカル。
私は思春期を終えたくらいのモラトリアム。

一緒だなんておこがましいですが、大人にとって何十倍にも圧縮されているであろう記憶は、高校生にとって良い意味でも悪い意味でも生(なま)です。
1のままです。

だから共感させてください。


 
サバティカルに色々しようっていうのが軸になっていて(急にドライ)to do にそれはそれは色々なことを書き連ねていく、と思いきや、国数英社理、家庭、音楽、部活といった具合にバランス良く色々しています。

作中に将棋を指す場面が多く出てきて、久しぶりにやりたくなりました。

ギターも出てきてやっぱりやりたいなと思いました。


話の構造は予想通りなんですが、内面の描写に意外性がありました。

予想通りとは言いながらも、諦めと期待の交錯が主人公に重ね合わせて追体験できるような感じ。

最後にきっちり紹介しておきますね。

サバティカル 中村航

こちらの本に出会えました。
なんとなく抱きしめていたい。

悪い人がいない世界なのよ。優しい切り取り方。


ではでは。

\私のスキは届きましたか/