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名前を覚えるということ

 私は記憶力がとにかく悪い。すこぶる悪い。3歩歩いたら忘れるぐらい悪い。なので、仕事を覚えるのがすごく苦手だ。今の仕事もよく続いていると思う。噛み合わない仕事であれば、きっと一ヶ月以内には去ると思う。それぐらい向いていない仕事だと仕事を覚える事が苦手だ。

 これは漫画やドラマの登場人物でも同じ。面白い話だとしても、すぐに名前を覚えられないので、例えば友達と同じ見ているドラマの話もすぐに出来るわけではない。

 実はこのエッセイを書きながらTVerでドラマを見ているのだけれども、中盤まで来たにも関わらず、まだ一人も名前を覚えていない。これでは誰かとドラマの話をすることが出来ない。話の内容が分かっても、田中って誰だっけ?とか言い出してしまう。相手からしたらその時点で怒るだろう。お前本当にこのドラマを見たの?と。

 まあ、エッセイを書きながらドラマを見ているので、当然ながら作業では憶えられる訳がないのだ。読者の方も薄々気づいていると思うのだが、しっかりと書けている日と、明らかに適当?とまでは言わずとも纏まっていない文章の日があると思う。いつも大した文章じゃないって?ごめんね。罪悪感は無い。

 正直に話すと、結構エッセイを書いている時はながら作業をしている事が多い。カフェに篭って執筆している時ですら、何らかの作業をしている。だからこそ思う事は、ながら作業で色々出来る人が羨ましいと思う。

 本当に何かしっかりやろうとしようと思ったら、ながら作業は宜しくないのでしょう。しかし、ながら作業をしないと終わらない仕事も存在する。良いとこ取りが出来たらいいと思うのだけど、そう簡単にはいかないもの。

 ああ、分身したいと思うのはこういう時なんだろうけど、分身した所で私のスペックなんてたかが知れているので、やっぱり地道にコツコツやらなければ物事は進まない。ということを、TVerのドラマを見ながら執筆をして思うのだった。

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