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どこでもドア

 一瞬気胸闘病日記に載せようかと思ったものの、あくまでも体験談を載せる為のマガジンなので気胸闘病日記には載せないようにしようと思う。

 まあ、気胸がらみではある。結論から言うと現時点で私は飛行機に乗る事が出来ない。気胸になったからである。もちろん気胸経験者でも飛行機に乗っている人はいるし、乗る事は出来る。

 しかし、私は両側共に気胸になっており、うち片側しか本格的な手術をしていないのである。それ以来なぜかもう片方も気胸にならないので、結局気胸が発生しないものとして信用していいのかどうかは分からない。何より今の時点で一度も空いていないので、機能としては健全だからだ。

 こういうときは医者に行けばいいものだと思うだろうが、自然気胸とは何が原因でなってしまうのか分からないので自然気胸という病名である。なので、飛行機に乗った時の気圧で肺にダメージを与えてしまうかどうかというのは、結局乗ってみるその時でないと分からないというのが本音なのだ。

 ほかの気胸持ちがどうやってクリアしたのかは分からないが、私が飛行機に乗ったのは気胸発症前の話なので、それ以来乗っていない。なので現在の私が飛行機に乗れるかどうかはまだわかっていないのだ。

 そんなとき、外国へ行きたいと思った時、どこでもドアがあれば飛行機に乗らなくて済むのにと。

 そんな事を思ったものの、ここまで書いて気づいた。そもそも気胸かどうか関係なく、誰でもどこでもドアがあれば使いたいよね。気胸一切関係なかった。

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