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プリミアスティーのアールグレイ

 ヘッダーは相変わらず関係のないものをチョイスするセンス。ちゃんと紹介するものは載せるので安心して頂きたい。

 実はルピシアのアールグレイグランドクラシックの紹介をしてから、一度もオススメの紅茶を紹介していなかったので、私の家にある棚に結構紅茶が増えたので、今回はその中から一つ、リクエストを頂いた訳でもないが、なんとなくで紹介したい。

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 この写真の通り、今回はプリミアスティーのアールグレイを紹介したい。先日仕入れて来た紅茶の中で、今お気に入りの紅茶となった一つである。元々は別のメーカーの紅茶を買いに行きたくて、それとなく出歩いていたらたまたま店舗を見つけて買ってきてしまったのがこちら。

 このパッケージは、日本向けというか、日本の水に合う配合をした方のアールグレイを入れてくれている。

 本当は缶に入っているやつを買おうとしていたのだが、スタッフが強く勧めてくれたので、結局測り売りの方のこちらを買ったのだ。

 高級店のように、大きな缶の中に茶葉があって、そこから量り売りをするスタイルを、このお店でも取っている。

 実をいうと、オンラインショップではラインナップが少ないのだが、店舗に行くと缶に入っていない量り売りの方にもラインナップがあり、そちらの方が種類が豊富のようで、缶に入っていない製品も存在する。現地に行かないと恐らく買えないやつで、今回仕入れて来たやつは2種類あるものの、両方とも量り売りしていた方を買ってきた。

 味はというと、フォートナム&メイソンやルピシアとは違い、言うほど茶葉の香りは強くない。味も言うほど強くない。

 どちらかというと、Afternoon teaのアールグレイに近い。つまり、フレーバーよりは、あくまでも茶葉としての味を楽しむ商品だ。そういう意味ではすごく紅茶らしい紅茶の味だし、フレーバーの強すぎる匂いが得意ではないタイプの人向けの、しっかり渋みを味わえる人向けの紅茶だ。

 実際に淹れてみると、3分以上は蒸らさない方がいい。恐らくそれ以上長い時間で淹れてしまうと、渋みが強くなって、飲むのが辛くなると思われる。少なくとも私は絶対3分以上は蒸らさないと決めた。

 飲み始めた時は、思ったよりも渋みが強く出て、正直な話をすると、ルピシアやフォートナム&メイソンのアールグレイの方が好き。と、思い込んでしまった。

 しかし、この紅茶の会社はインドである。インドといえばアッサムやニルギリ等、インドで取れる紅茶が多いのだが、インドの会社なので産地直接茶葉を選べる環境だからか、やはり味は美味しい。そしてインドだからか、たまたま私の味覚の判断がそうしたのかは分からないが、たまたまこの紅茶を飲んだ時の食事が手造りカレーで、スパイスから作ったカレーを食べながら飲んだのだが、カレーと一緒に嗜むにはすごくマッチした。

 というより、むしろカレーと一緒に飲むのであれば、ルピシアやフォートナム&メイソンよりも相性が良いと思った。カレーもインドの料理。紅茶もインドの茶葉100%である。中国茶は一切ブレンドされていない茶葉である。やはりインド繋がりというのは、食の相性も合うのかもしれない。

 茶葉がしっかりしているので、ホットでも当然美味しいし、アイスティーにしても美味い。結構味がしっかり出るので、茶葉も山盛りにしないぜティースプーン一杯でちゃんと出る。

 とにかくフレーバーよりも、茶葉をしっかり感じたい、そんな人にオススメではなかろうか?

 ちなみに私は、カフェをやるときに、どのメーカーの紅茶を使うか迷っていたのだが、このメーカーの紅茶は絶対仕入れると決めた。

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