本末転倒
最近私はリゾットをよく作っている。炊いたご飯ではなく、生米の状態から作っている。元々作ったことはあるものの、基本的には炊いたご飯から作っていたので、なんちゃってリゾットである。
しかし、ご飯を炊いたはいいが、炊いた分を食べきれなかったり、都合により食べる時期を逃したりと、炊く事に面倒を覚えるケースが増えてしまった。
そこで生米からそのまま調理が出来ないか?と思った時にリゾットが思いついた。レシピを調べて作ってみるも、案外美味く出来た。これが美味しい。
この技術を使って普通にフライパンでご飯を炊くことが出来るようになったので、カレーをかけて食べてみたり、そのままチャーハンを作ってしまったりということも出来るようになった。
しかし、これはこれで実は手間なのではないだろうか?今は作ることが楽しいものの、この手間を被れるのであれば、素直にご飯を炊いて、冷凍保存をすればいいのでは?という誰でも思いつく結論に落ち着いてしまった。
それでも戻れない。なぜなら炊きたてのご飯は上手いけれども、美味いのは炊き立てであり、時間が経ってしまったらその感動はもう味わえない。しかし、フライパンからそのまま炒めてしまったり、そのまま炊いていく方が美味い事に気づいてしまったのだから。
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