コロナのせいで脳腫瘍の手術が延期になったお話

はじめまして、雨月と申します。

私は今、神経膠腫という低悪性度の脳腫瘍に侵されています。

2019年4月に倒れてから病院を転々とし7月に病名が発覚し、10月に手術を決意し、本来なら2020年3月末に入院して4月3日に腫瘍摘出手術を受けるはずでした。

しかしコロナの影響で病院が1日の手術数を絞り始め、最初は1週間の延期、そして4月に入ってからは1ヶ月の延期が決まりました。

去年の秋に手術を決意してから仕事を調整し、3月下旬から有給消化をし、入院に備えていた私は全ての予定が狂ってしまいました。5月に無事手術ができるかも解らないので(今後の情勢によっては更に延期の可能性もあるそうです)、今後の予定もサッパリです。

脳腫瘍は他の臓器のがんと違ってステージではなくグレードで示されます。またMRIでは正確にはグレードも解りません。摘出手術して病理検査しないと解らないのです。主治医の見立てだと私のはグレード2くらいの、「悪性ではあるけれど低悪性」の神経膠腫と呼ばれる腫瘍だそうです。

確かに進行性のがんとは違うので今すぐ摘出手術が必要な生命の危機ではありませんが、何ヶ月も先にできるほど悠長な事は言ってられません。

もちろん脳出血や他の進行性がん等私より重症な方がたくさんいらっしゃるでしょうから、順番待ちなのは仕方ありません。「雨月さんの場合グレーゾーンなので今度こそこの日程で手術できるように推しますので」と言ってくれた主治医には感謝しています。今は祈るしかありません。


コロナのせいで脳腫瘍の手術が延期になりました。

今は感染が怖くて自宅待機し、療養の日々です。

私の仕事は接客業のため大好きな仕事もできず、実家の家族や友達にも会えず、極力外出を控え耐えている状況です。

皆様もどうか外出を控え、感染拡大を抑えるためにご協力をお願いします。でないと私の手術はどんどん延期になってしまいますw

私だけではありません。貴方自身や貴方の大切な人の治療が受けられないかもしれません。医療崩壊は何としても避けなければいけません。

医療従事者の皆様にはとても感謝しています。頑張ってくださいとしか言えないのがもどかしいです。

モヤモヤする気持ちを少し吐き出させてください。どうか1日も世界のこの情勢が落ち着きますように。

皆様もどうかステイヘルシーで。

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