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インドネシアこども銀行10000ルピア うちにあって 日本の一般家庭の1%未満にしかないだろうと思うものを挙げてみる その2

こども銀行発行のおもちゃの紙幣 インドネシアの10000ルピアです。
2010年のものなので、今もこの紙幣が使われているかは知りません。
偽札というにはあまりにミニサイズで、かつ光沢を帯びた硬い紙質でおもちゃとすぐわかるようになっています。古いものを整理しているとピラっと出てきました。
変なものがなぜか感慨深くて、持ち帰り捨てずにいたようです。

一万という単位は、日本円にすると子どもにはそれなりに大きいのでしょうが、インドネシアルピアでは大したことない金額です。
韓国ウォンも相当だけど、それより更にインフレのままみたいな感じ。でも日本円から直だと100円玉よりちょっと安い感じだけど、現地の体感としたら駄菓子屋では使えそうな額。

私にとっては三度目、息子にとっては二度目のバリ島ウブドでした。郊外のロスメンから田んぼを通って一家で散歩中の豪雨。
ちょっと待てば止むに決まっている熱帯のスコールの間、小さな店に駆け込み雨宿りしながら息子に買って食べさせていたおやつはこれ。

背後のピンクのプラカゴに写っているのがそのお菓子。お米をはぜたポン菓子を砂糖蜜で固めたあれは、絶対外さないとわかっているから手に取り、なぜかおもちゃのルピア紙幣が付いていることにそそられこれを買ったのでした。

写真を見ると娘はこれを飲んでいたらしい。

記憶通りライスフィールドにも雨が降り注いでいます。

これ以降13年ほど息子はバリには行ってないのですが、つい先日「バリの色合いは覚えている」と言っていました。どこもしっとり湿度を含んで黒ずんだ石や木材が、苔むしていく。熱帯の植物の旺盛な緑がそれを取り囲む。
でも写真の中の娘が持つハイビスカスの真っ赤のような鮮烈な色が散る色合い。

カラフルさはない日本の紙幣と比べて、やっぱりこども銀行紙幣そのものに鮮やか目の色の紙幣です。

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