3/18 ゆる日記△

本日、休暇。
16時すぎに彼氏君と遅めの待ち合わせのため、優雅に朝の10時に起床。
正確に言うと電話越しの彼氏君の声で起きたので9時頃には既に目覚めてはいたが、ベッド上でゴロンゴロンしていた。休みの醍醐味ってやつだ。

今日は趣味でかじっている着物を着て水族館にでも出かけようと思っていたら、めちゃ強風。
出かける気が失せる。
家がミシミシいうほど強風が吹いている中、ベッド上に座り込み、雨穴さんの動画を流す。
昼間なのに風の勢いも相まって雰囲気が出る。
ホラーが得意なわけではないので、ぬいぐるみをそばに置きつつ怖いもの見たさで鑑賞。
しかしあのすーっとする感じが好き。顔洗うとき記憶に残っちゃってて怖かったけど。

それから編み物したり、平和なものが見たくてハイキューを流したり、お昼すぎまでそんな感じ。
ふと、他店舗に勉強しにいっている彼氏君を迎えがてら近くの駅でふらふらしようかな、と思いつき、身支度をして家を出る。風がシンプルに強い。そして寒い。

途中彼氏君が先日誕生日だったため、花束を買う。白を基調としたシンプルでナチュラルな花束。先日作ったアルバムと一緒に渡した。
思ったよりいい反応してくれて嬉しかった。
私はホワイトデーのお返しをもらった。
紅茶のチョコ？とハンドクリーム。ちっちゃいお手紙付き。普段手紙なんてもらうことがないからこういうのが1番嬉しかったりするんだよなあ。

適当に時間を潰して、彼氏君と合流。
地味にお腹が空いてしまって途中マックでてりたまを二人で食べる。人が足りないのか、レジ打ちを新人ぽい人が一人でやっていて、前の前くらいのお客さんがすごい苛ついていた。新人ぽいとはいえ、たしかにあれはちょっと怒っちゃうかも…と思いつつ、誰か助けてやってくれよ、とも思う。

今日はホテルでゆったり過ごし、その後焼肉を食べに行くことにする。
社内コンテストを控えた彼氏君への前夜祭みたいな感じで、ちょっとだけお酒も飲む。
予選で必要になる魚のさばき方や、玉ねぎのみじん切りを他店舗の先輩に教えてもらったらしいが、レベルが違いすぎて色々と衝撃を受けたらしい。前々からすごい人だとは聞いていたけど、シェフもびっくりするほどの腕前とは…。優勝はあの人だろう、とうなだれていた。それと同時にやる気も出たようで、帰ったら練習するんだと話していた。

昨日も少しかじった話をしたが、私は同じ専門学生だったけど結局道を外れた者で、好きなものを仕事にしているのは正直羨ましいというか、キラキラして見える。
休日を返上してまで勉強したり、店に泊まり込んで仕事をしたり、多分私にはできない。そこまで好きなものに心中はできないから。
専門に行く前に気づけばまだ良かったのかもしれないが、通っていたときは『自分にはできる』と思い込んでいた。現実はそう甘くはなかった。
せめて、とケーキ屋さんの販売職に就いたが、店との考えとか体制に違和感を覚え、あと2ヶ月で私は退職することになっている。

仕事の話をする彼氏君を見ていると、羨ましくて、後ろめたくて、疎ましく思うときもある。
同時に尊敬もしている。
せめて全力で彼を支えられるような人間になりたいと思う。

明日は遅番だから、ちょっと編み物をしてちょっとだけ早く寝て、朝ちょっとだけ早く起きることにする。少しでも早く起きるとそれだけで自己肯定感が上がる気がする。やるやん自分って思えるように。

結構長く書いてしまった。
今日はこのへんでおしまい。