PORTRAIT BIWAK🟩GREEN終了報告

2023年8月6日 23:18

GREENだよー♪

PORTRAIT BIWAKこと"ポトビバ"も残すところGREENのみとなり、3週間にわたって開催されるポートレート夏の祭典は盛り上がりを迎えていました。

赤、青と自分が比較的得意なテーマカラーだったので、いつもとっている作品からある程度ピックアップして出展でき、選択肢も多いのと、自分が好きなテーマで撮れていたものたちなので融通が利いて、比較的余裕があったのに対して、GREENですよ！普段スタジオ撮影しかしないくらい、屋外撮影が苦手というか、夏の暑さや強烈な紫外線に弱いのと、冷え性なので冬の寒さには滅法弱いので、基本的にスタジオなどの屋外でしか撮らない自分に突然お題は『GREEN』で！と言われても、緑豊かな自然の中で撮影したポトレがストックから出てくるはずもございません。つまり完全にゼロからのスタートなのです…愕然としましたね。
4月頃から緑にまつわる小道具を物色し始め、あれこれ買い漁りました。例えばウィルキンソン・ジンジャーエール

このお洒落な瓶を使って撮ってみようとか、緑のスパンコールリボン

これを使ってキラキラを撮ってみようとか、我が家で使っていたワイングラスの飲み口が丁度先日欠けたので、緑色のワイングラス

これを使って光を当てて撮ってみようとか、GREENを探して迷走する日々が続きます。

迷走は続くよ、どこまでも

いやー、本当にいろんな緑がありますね。とは云え、これらを上手く使ってもらい、どういった作品にするかですよね？数名のモデルさんにコンタクトしてみて、GREENをテーマにどういったのが撮れるか？何かいい提案はないか？相談してみましたが、やはり自分に"こうしたい！"といったテーマがないことには埒があきません。う～ん、なぜGREENに申し込んだ？そうなんです。GREENだけは苦手なのかテーマが全然浮かばないし、申し込むときからイメージがなかったんですよね。無いと言っては噓になるんですけど、山奥の小川が流れる岩場とか、湖のほとりとか、自分では行けそうもない場所のイメージしか出てこんのですよ。しかもリク撮なんてやらない自分にとってはどうやってその場にモデルさんと行くか全くのノープラン。ちょうどいいタイミングでそういったロケ撮企画でもあれば、それに乗っかって作品撮りを行えればくらいしか思いつかんのです…無理っすね笑
じゃあ、やっぱいつものようにスタジオ撮影に小道具を持ち込んで撮ることになるので、色々アイテムを集めて試すしかない！はい、色々やってみました。

当たって砕けた最終回

最終カラーGREENの受賞者発表は今までよりも1日早い土曜日だったようで、受賞者一覧を見てみると～結局予想通りに名前はなく、ま、そんなものだよねって感じでGREENはあっさりと終わったのでした。
受賞者一覧：https://munimu-inc.jp/works/portrait_biwak/
ともあれ、多くの素敵な作品が並んでいるので、個人的に気になった作品にゃ良かった作品をピックアップしてみました。（丁度作品を拝見中に受賞者発表されてましたが、自分がいないことだけしか見てないので、純粋に個人の好みですよ↓）

6F
BANIBANIさん　なるさんがカッコいい
がべよしのしさん　リフレクションの表現が良い
松金大樹さん　流石の表現！見習いたい
三日月さん　上段　黄色がアクセントになってて綺麗
おぐらみずきさん　構図バランス表情の三位一体感
ロックマンさん　好きな感じ　色のバランスも良い
J1N SAKURA1さん　引きの構図と緑の分量
impact!さん　中段　使ったアイテムが良いね
motoさん　モヤ感が幻想的で良い緑
もりりんさん　上段　涼しげでいい透明感
5F
mxxa cameraさん　上段　笑顔が溶け込んで緑を上手く表現されてる
かつどーんさん　組として上手い　使った小道具もいい
なかじまこういちさん　カッコよ！好きなテイスト
YKさん　色味と構図が綺麗です
たくまるいっしきさん　好きだなぁ（語彙力…
4F
かわもとしょうこさん　緑とシルエットの分量がいい
BANETさん　綺麗、テーマも入れつつ、緑を気にせずに良い
MONOCLOさん　小物が可愛くて好き
3F
あめさん　ライトが程よいバランスで綺麗
たなかさん　攻めましたねぇ。カッコいいです！
ひろしまあつしさん　上段　広い、自然が綺麗

展示作品

さて、それでは僕のGREENの展示作品を観て行きましょう！
場所はBLUEに続いて5Fですが、今回は少し奥に入って左側の壁の左隅の方でした。作品にも参加して頂いたわたあめさんからも、ルデコに来たけど作品が見つかりませーーーーーんとお助けDMが入ってたので、今回はチョー－－ット見つけにくい場所でしたね。晩御飯食べてた僕はDMに気付かずにわたあめさんは現地のスタッフに確認して場所を教えてもらったそうです。丁度その時現場にはPASHA STYLE認定作品展vol.7でお隣さんだったEIICHI Azumiさんがいらっしゃり、その様子を間近で見られてたとのことでした笑

結局展示作品に採用された小物はワイングラスだけですねぇ…コスパ悪ぅ笑
では、展示作品を1つずつ紹介しましょう。

1つ目の作品はありちのドレス企画からです。
僕の大好きな池袋にあるスタジオでドレス企画を行うとのことで、ありちとは去年の誕生日依頼の撮影。去年の誕生日もウェディングドレスを横浜BB Studioで撮らせて頂いたので、何気にありちはドレス撮影が多いですね。そしてこのグラスを使っているということは出展が決まってから撮影したもので、今年の前半、撮影日は本当に天候に恵まれない日ばかりだったので、珍しく光があった貴重な日でした。ブーツを持ってきたけどヒールが壊れた！！とのツイートを見て、急遽サンダルを池袋ルミネで調達してから、ティアラとサンダルを小道具で持ち込み撮影。レンズはボクの定番35mm単焦点、Black Mist No.5を付けて撮っています。現像では暗部を落とし気味に仕上げ、光が当たる部分を強調する感じに仕上げています。

2作品目は雪白さんの生誕祭企画からの1枚です。
2023年24歳の誕生日の前日に開催された生誕祭撮影企画で最終枠に撮らせて頂きました。この日も緑のアイテムのほか、誕生日っぽい小道具もあれこれ持ち込んで撮らせて頂きました。GREENに出展する作品撮りということも伝えてあったので、前半は展示を気にせず大人っぽい雰囲気で撮らせて頂き、後半は雪白さんが提案してくれたグリーンのアイメイクに変更してもらいカッコよく撮らせて頂きました。この辺のメイクチェンジの関係もあり、最終枠でクリップオンストロボ付けて撮ったのですが、やはり普段は自然光を捉えて作品にしていくことが多い僕にとっては難易度が高い、夜のホテルの一室での撮影。いやー正直難しかったです。このアイメイクに展示テーマGREENを入れてくれたので、そこに注目してご覧頂けていれば、僕的には大成功＆大満足です！

最後の作品はわたあめさん。
この時が初撮影で、現時点でまだ2度目はいつ撮る？状態なので、唯一撮らせて頂いた撮影からの作品です。わたあめさんの第一印象は魔法使いのような雰囲気。タイトルはそこからのインスピレーションでもあります。初めていった明大前スタジオで初めてのモデルさんを撮る時って、いつもながらに色々悩みますね。どんな方か互いに分からないので、何から会話の糸口をつかむか。でも第1印象のとっつきにくそうなイメージとは違ってめっちゃ話しやすくて直ぐにこちらの意図を組んでくれて、いい表情を下さいます。でここはスタジオ２階に上ってすぐの廊下の窓の下。この日も2023年の撮影日は天候に恵まれない呪いが解けておらず今にも雨が降り出しそうな曇天。でも窓からの柔らかい光があってくれたので、明暗が作れて大好きな雰囲気で撮れました。GREENの展示会場にもお案軸モデルを始められた妹さんとお越しくださり、作品を観て頂けたことは最高の幸せです。ご本人に観て頂けるのは展示することの楽しみの一つですね。でも平日金曜の夜だったので在廊出来ておらず、お会いできなかったことが唯一の心残りではあります。
【2023/10/04追記】
こちらの作品はPASHA STYLEにて認定作品No.22633に選ばれました。

告知ビジュアル

今回も公式メインビジュアルをアレンジして告知ビジュアルを作成させて頂きました。改めて観ると小道具を使ってないのは2作品だけ。小道具を使うことで自分が思い描く作品イメージに近づけ、同日に撮影された他の方との作品の差異化にも一役買ってくれます。

最後に

今回、もともと開催される予定だったRIZE03とPOMO03にも参加予定で、参加費を振り込んでいたこともあり、金銭的には結構な痛手でしたが、写真展自体が完全にポシャるところを、見事な度胸と男気（男勝りの女気）でイベント開催まで漕ぎ着けてくれた山中夏歩さんをはじめ、イベントに賛同され、賞まで準備して下さった有名写真家の皆様、カメラ関係のメーカー各社、そしてこれだけの作品を展示・管理して下さった運営の皆様、展示作品の創作にご協力くださったモデルさんをはじめとした関係者の皆様、ご一緒でき、中には解除杖直接お話しして下さったり、SNS経由で感想などを下さった皆様、出展されてなくても開場まで足を運んでくださった皆様と、大変多くの皆様に支えられて、最終日まで無事に辿り着けたと思っております。今回のポトビバ展示で少しでもポトレや僕の作品に興味を持って頂けたのなら、出展して毎週末在廊した甲斐があったというものです。

おまけ

今回出展はされませんでしたが、RED/GREENと展示会場までお越しくださり、一緒に作品を観てまわり、晩御飯までご一緒して下さったKEI😸さんをはじめとして、@-tinさんやねるさんとも写真の話ができて存分に楽しめました。GREENを観終わってから鰻重をご一緒させて頂いたKEI😸さんのお茶目な1枚でお別れとさせて頂きます。是非またの機会では展示をご一緒できればと思っております。そして鰻重メチャメチャ美味かったです！そちらもまた行きましょう＆肉会も🥩

お茶目なKEI😸さんと鰻重
午前＆午後の撮影後に来てくれたとは思えないタフさの源ですかね？

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