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グループ写真展『いろんな言葉』


キービジュアル

主催者のユンさんからのお誘い頂き、参加することになった今回の写真展。

写真展のキービジュアル(主催ユンさん作成)

クセ強なメンツとご一緒できる素晴らしい機会なので、自分らしさを発揮した展示ができればと考え、2月頃からあれこれ悩み、7月頭には別案でレイアウトやブックまで考えてみたのですが、結局8月に入った残り1ヶ月のところで方針を変え、最終的にはお盆明けに方針が固まりました。
場所は写真展の聖地「ギャラリー・ルデコ渋谷」。夏開催ということもあり、デザフェスだと1階は暑くて出展者も来場者も辛いのでこちらに決まった感じです。

設営

9月4日から8日までの会期で、設営は9月2日(月)の午後から。仕事をお昼で切り上げ、展示物を抱えて現地に向かいます。今までB1サイズの額を展示会場まで持参することは数回ありましたが、まあ薄いのでまあ何とかなってました。ただ今回は厚みもあり、抱えて移動するには限界で、渋谷まで台車を使って運び込みます。有難いことに平日の昼間は空いているので大きな荷物でもこんな感じで快適に運べました。

席も空いてますね

15時前に会場に到着し、同じく数名が準備を始めていました。

この移動式の箱2つ分が僕の展示エリア
入り口から見て箱の左側が展示エリア

区画割りはこんな感じで、公平なくじ引きの結果、自分は「9」のエリアを頂きました。ちなみに画像では上側が入り口です。

「9」が担当エリア

大抵の写真展は1人当たり横幅2mというのが多く、それに対して今回は箱の2面を頂けて、長辺+短辺で計4.3m!現場について何もない状態で展示する壁を見た時に思っていたよりも大きくて若干焦りました。良いバランスで展示できるように事前にpptでレイアウトを考えてきているので大丈夫なはずなのですが、本当にこの広いエリアをスカスカに見えないバランスで展示できるのか?!

レイアウト図面

図面に従い、メジャーで測ってマスキングテープで印をつけ、そこにレーザー水準器を当て、引っかけるためのフックに釘を打ち込んでいきます。

下段を図面通りに配置してみたところ、思っていたよりも低い位置で、あまりにも見辛かったので、急遽現場で微調整し、このくらいの位置に設置することに決定。

そして名刺やブック棚も含めて設営が終わり完成形はこんな感じです。

長辺の壁
shun君設営中の360°レーザー照射中
短辺の壁

上段のアリサさん作品5枚は『PASHA STYLE認定作品展vol.8』の会場でブースを構えていたピクトリコさんに印刷サンプルを見せて頂いてからずっと使ってみたいと思っていた"シャイニーゴールド"、一方下段の園さん作品5枚は同社の"シャイニーブルー"という印刷紙を使ってみました。お盆明けにオンラインでピクトリコプリント工房に発注し、見積もりから3日後には配送で納品して頂きました。今までは会場に設置されたライトの反射を嫌い、基本的にマット紙に印刷し、アクリル板を敢えて付けずに額装展示していましたが、今回は敢えて反射による光の表現をご覧頂きたくて初めて光沢紙を使った展示を行いました。会場でご覧頂いた方はその豊な光の表現を堪能して頂けたのではないでしょうか。

展示

9月7日閉会間際

参加者の受付時間割も決まり、皆さんその時間ぐらいに来て、終わったら帰るのかと思いきや、この会のメンバーは皆さんほとんどが終了時間まで在廊されていて本当に素晴らしいメンバーでした。お互いの作品の前で解説を聞かせて頂いたり、質問して色々教えて頂いたり、展示以外でもカメラの話、撮影の話、被写体の話等々、長~い在廊時間も何気にあっという間に過ぎていく感じでした。但し、終わってみると足腰に来ているというドーパミンが切れた時の疲労感は、流石にもう歳ですね。
僕は金曜日は夕方から、土日は昼過ぎから最後まで在廊しましたが、金曜の在廊前に一度、友達を連れてきてくれた今回のモデルを務めてくれたアリサさんが在廊時間にもう一度戻ってきてくださいました。完全に女神ですね。

アリサさん(ファインダー覗かず撮って足元切れちゃったね…済まぬ)

合わせハートで構えて後ろに沿った中腰のままいたことに気付かず、数枚撮った後に言われて慌てて合わせた僕との記念ショット(Taken by ねる)。腰を悪くしていないといいが…カメラの方を見てて全然気づかず申し訳なかったです。以後気を付けます。
この後ありちにはブックにコメントを頂き、土日の来場者の方々はご覧頂けたと思います。
園さんも金曜日の16時頃にお見えになられたそうですがちょっと間に合わずに入れ違いになったことが悔やまれてなりません。もう少し早く仕事を切り上げられれば泣
土曜の在廊中の僕をねるさんが撮っててくれたので少し掲載。

ねるさんの展示作品の発想の豊かさに舌を巻く僕
若く眩しい才能の持ち主shun君と僕

流石に普段はテレワークで座ってばかりいるので、これだけ長時間立っていると、終わった後、足腰に来ました。無理はしないように気を付けます。
ちなみに今回僕が選んだテーマ(言葉)は『陰と陽』。自分では陰キャ(?)と称するアリサさんと、僕のシュールなリクエストを持ち前の陽気さで2度目の撮影以降も余裕で(自然に?)実践して下さるアリサさんの推しでもある園さんを対比させて展示しました。晴天で撮影できた陰影の強めな作品が並ぶありささんと曇り空で柔らかい光が回り込んで全体的にはフンワリと、でも一部絵画調に陰影を強調した作品を取り交ぜた園さん。上下に対比させているところと、リンクさせているところを設けて、ふたりの陰陽世界を左右に見進めて行きながら上下に行き来できるような表現にしてみました。

ブック・ノベルティ

展示の時はいつもPhotobackのPORTFOLIOで作成しているので、今回も同じフォーマットで作りました。

中身は下のリンクから見えるはずなので、興味のある方はご覧くださいませ。

そしていつものようにノベルティも作成し、来場された方に配布させて頂きました。貰って下さった皆様、どこかに貼って毎日愛でて頂けるとこれ以上の喜びは御座いません。

園さんとアリサさんの2種類を各30部ずつ作成

(ありち作品は印刷入稿後のことですが)いずれの作品も1x.comでAwardedを頂きました。

両モデルさんの展示用メインビジュアル2作品

告知

SNSでの写真展開催告知で使用したイメージビジュアルはこちらに載せています。展示やブックには使っていない作品もあるので興味があればご覧下さい。

みんなの展示

他の出展者の展示も参考に掲載させて頂きます。どのモデルさんの作品で展示するかを事前にすり合わせた程度で、みんなの展示が出揃うと各自の持つ独特な個性や作品のサイズ感・展示方法と、バリエーションに富んだ展示がとてもいいバランスで並んだと思います。画像の下に各人のxアカウントリンクも付けたので、気になる作者が見つかりましたらアカウントを観に行ってみてください。さらに多くの素晴らしい作品に出会えると思います。

ユンさん
Masakiさん
ねるさん
カズノさん
じょーかーさん
shun君(TOSHIさん鑑賞中)
でらさん(左の壁)

最後に

会場の原状復帰も終わったところでメンバー揃って記念撮影📸
素敵なメンツと最&高のグループ写真展に参加できたことを心から感謝し、貴重な御時間を割いて来て下さった多くの皆様にも大きな感謝と今後の再会も楽しみにレポートも終わりにしたいと思います。
拙い文章ですが最後までお読み頂き、誠に有難う御座いました。

『いろんな言葉』出展者一同

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