社員インタビュー Vol. 5 ～東大研究室から社員へ～

社員インタビューの第5回目は、東大の研究室時代からUSCTプロジェクトに加わり、今は臨床開発を率いていらっしゃる関さんをご紹介します。

Q1) Lily MedTechでの役割を教えてください。

社歴が長く、以前はいろいろなことをカバーしていましたが、現在は臨床研究を担当しています。

Q2）バックグラウンドと、ご入社の経緯を教えていただけますか？

大学を卒業後、大手メーカーで半導体の分析に従事していました。
その後、結婚・子育てのために一時仕事を離れましたが、子育てが一段落したところで社会復帰し、国立の医療系研究機関等を経て、東大の東研究室に参画し、Lily MedTechが起業したことにより、入社しました。

Q3) プロジェクトに参画した動機と、LMでやってみたいと思っていることは何ですか？

診断と同時に治療もできる装置の構想を東先生から伺い、素晴らしいと思いました。集束超音波の研究に携わる中で、その実現の可能性を感じ、一緒に頑張ってみたいと思いました。

臨床研究を担当しているので、研究にご協力くださる乳がんの患者様とお話する機会も多く、なかには私と年齢が近い方、小さいお子さんをお持ちの方もおられます。ご自身の闘病で大変な中、しきりにご家族の心配をされていらっしゃる。そんな大変な状況のなかで、検診を受ける心理的なハードルが低く、早期発見が可能な装置の実現を願って研究にご協力いただいています。その思いに応えるためにも、いち早く、装置を実現したいと思っています。

Q4) 実際に働いてみて、いかがですか？

試作機と、販売を前提とした量産機は異なり、量産を実現することは非常に大変ですが、アイデアが実現に近づくのを日々実感できて、とても楽しいです！
もともと新しいことが大好きなので、これまでにない装置の開発を楽しんでいます。また、（他社と比較して）会社全体が見えて、楽しいです！

臨床研究を通じてお話をさせていただいた患者様で、胸を見られることが恥ずかしくて、ずっと検診を受けていなかったことを後悔している、と話してくださった方が忘れられません。女性が裸の上半身を見られる、乳房に触れられることへの抵抗感を軽視したくないと、日々思いを新たにしています。

Q5） 趣味やプライベートについて、教えてください。

大学生の息子を2人を抱えています！彼らが受験生の時は、週4日の時短勤務をするなど、仕事と家庭をバランスよく両立させています。
以前はバイクに乗るのが趣味でしたが、今は子供が趣味（！？）です。
温泉やお風呂好きで、週末に長風呂をしながら読書やネットショッピングをするのが至福の時です！お酒も大好きで、日本酒もビールも飲みます！

ありがとうございました！最初の頃は、とにかくいろいろなことをカバーされていた、というだけあり、社内でわからないことがあれば、関さんに聞けばなんでも教えてくれる、頼れる存在です！
第2回でご紹介した高村夫妻同様、新しく社員が加わると、ランチに誘ってくださるなど、ホスピタリティにあふれる存在です。