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子どもにとって体験とは、将来やりたいことや夢へのきっかけとなるのか?  (6月26日一部変更)

フリーライターのりりから(lilycolor)です。

なんと!ランサーズ主催の「新しい働き方LAB」の第1期研究員として活動することになりました!

こちらの記事は、これから半年間活動していく、私自身が考えた自主企画についての実験内容についてまとめたものです。

研究員制度は、”すごくなくても⾯⽩くなくてもユニークじゃなくても、その人が「やってみたい」ことや新しい一歩につながることを自由に実験していい!というもので、応募総数約2000人から選ばれた約300人が参加します!

実験の背景と目的

◆実験参加の背景
私には小学5年生の娘がいます。もともと意欲的なタイプではありませんが、ここ最近はコロナ禍ということもあり自宅で過ごす時間が増えました。友達を誘って遊ぶことも減り、ほぼ毎日タブレットでお気に入りのゲームと関連する動画ばかり見て過ごしています。
本人が好きなことだからとあまり干渉していませんが、だんだん外への関心が低くなっているのでは?と心配も。
それを裏付けたのが、将来何がやりたいのかという私の質問に対して、「まだわからない、よくわからない」という返事しか返ってきません。

情報化社会でいろんな情報を簡単に得られる時代になったものの、実体験によって得られることの方がもっと子どもらしい興味関心を引き出せるはず。
そんな思いから、”子ども夢チャレンジ”と題した実験を行うことにしました。

◆実験の目的
この実験では次のことを目的にした活動を行っていく予定です。

①子どものやりたい事や夢につながることを体験を通して探していく
②子どもにネットや本などにある情報だけでなく事実を知ってもらう
③親子のコミュニケーションを深める

①職業体験や物づくり体験、ボランティア活動といったよりリアリティのある体験が、子どもの興味関心を引き出し、将来への夢や希望につながるきっかけになるかを検証。

②聞いたことがある、見たことがある”情報”と、体験してみてわかる”事実”とのギャップを子どもに知ってもらう。

③親子で一緒にいろいろな職業体験をすることで、コミュニケーションを深められる。また、親もいろいろな職業の中身を知っておくことで、将来子どもが選ぶ仕事に対して、不安よりも共感できるようになる。

小学生でまだまだ夢なんか。。。と思われる方も多いと思いますが、将来なりたい職業がわからないという子どもが年々増えてきている、という調査結果もあります。このことから、子どもの将来について親が一緒に向き合うことで、子どもの意欲向上になるのはという考えです。

東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査2020」より引用(https://berd.benesse.jp/shotouchutou/research/detail1.php?id=5579



検証したいこと

①子どもが体験したいこと≠親が体験させたい事
下記調査レポートを参考に、実際に子どもがやってみたいと思った職業と、親がやってほしいと望む職業とのギャップについて検証していきます。

ニフティ㈱「キッズnifty」みんなのホンネ調査レポートより「なりたい職業アンケート結果」より引用(https://kids.nifty.com/report/202103work/

②体験を通して子どもの将来の夢につながるか
いろいろな体験を通して子どもの興味関心が広がったか、やりたいと思える仕事が見つかったかをアンケートやレポートで検証していく。

実験の進め方

当初計画していた実験方法は、コロナ禍ということもあり、なかなか実体験できるお仕事が見つからないことが判明したため変更しました!

<当初の計画>
・実験実施期間:6~11月
・実施場所:自宅周辺地域、または外出先で可能な範囲
・目標体験数:月1~3回(夏休み期間は多め)
・ボランティア活動やSDGsに関わる体験を最低1回
・子どものなりたい職業ランキングと大人がやらせたい職業ランキング、それぞれ上位から体験できるものを実施。ただし、体験できないものはインターネット検索や、直接その職業の人にインタビューするなどして可能な範囲で詳しい情報収集を子どもと一緒に行う
・体験前の期待度を4段階で測る
(期待しない、興味なし、やや期待、期待大)
・体験した後の子どもの満足度を4段階で測る
(不満足・興味なし・やや満足・大満足)
・将来この仕事(活動)をやってみたいかを4段階で確認
(そう思わない・わからない・ややそう思う・やってみたい)
・できれば体験のレポートを子どもに書いてもらう(文章がイヤなら絵や絵日記)


<修正後の計画>
・実施期間:6月~10月(11月は研究報告書まとめ期間とします)
・実施場所:自宅から可能な範囲、またはオンライン
・目標体験数:月1回から3回
・職業体験が可能なものから選んで実施
・最低1回、SDGs・地域活動・社会貢献活動・ボランティア活動に関する仕事を体験する、またはオンライン講座を受ける
・体験後、「お仕事体験ノート」として子供にレポートを書いてもらう
・夢チャレンジっ子アンケートにその都度入力し、集計と分析を行う
https://formcats.com/fm/P0lEPTMzMzEmZm9ybUlEPTI

実験の報告について

実際に体験した内容と「お仕事体験ノート」は、noteで都度報告していきます。
またFacebookとTwitterで発信し、周囲の感想や反応も集計していきます。
夢チャレンジっ子に協力いただいた方のアンケートと合わせて集計し、11月に最終報告をします。

全国の夢チャレンジっ子を募集!

夢がある子もない子も、一緒に夢探しチャレンジしませんか?
小学生の子どもさんを対象に仲間を募集しています!
期間は7月から10月の間で、体験するお仕事や回数は自由です。
普段子どもとの会話が少ないという親御さんも、子どもと一緒に見たり聞いたりと体験することで、親も知らない仕事の中身を知って、親子のコミュニケーションにもなりますよ。



<ご協力いただく内容>
・お子さんができるお仕事の体験先をご自身で探していただきます。
・実体験やオンライン受講、本やインターネットで調べるなど体験方法は自由です。
・体験毎に「夢チャレンジっ子アンケート」にご回答の協力をいただきます。
・(任意)お子さんに「お仕事体験ノート」を作ってもらい写真を撮って共有していただきます。
・(任意)ご自身のTwitterやSNSで #夢チャレンジっ子 のハッシュタグを付けて投稿していただきます。

参加してみたい!という方は下記コメント欄、またはtwitterまでお気軽にご相談ください。