「夢チャレンジっ子」お仕事体験~vol.2小学校の先生編~
新しい働き方LAB研究員制度が本格的に始動し2ヶ月目に突入!
私の実験「子どものお仕事体験は将来の夢につながるのか」の6月スタートは、コロナ禍ということもありゆっくりペースとなりました。
しかし、リアル体験にこだわらず、オンラインなどできる範囲でやるしかない!いろいろ試行錯誤しながら進めています。
この記事は、お仕事体験第2回目の報告です。
お仕事体験第2回目:小学校の先生
今回は学校の先生というお仕事を体験してみよう!ということで、まずは下図の「キッズnifty」のアンケート結果より、
ニフティ㈱「キッズnifty」みんなのホンネ調査レポートより「なりたい職業アンケート結果」より引用(https://kids.nifty.com/report/202103work/)
<学校の先生>
・子どものなりたい職業ランキング第3位
・親がやらせたい職業ランキング第5位
前回の「お医者さんの仕事」に引き続き、こちらも親子ともに人気の高いお仕事だということがわかります。
やはり子ども達に一番近い距離で接している先生は、子ども達にとって憧れやすい職業なのかなという印象です。
また保護者にとっても、教育という子ども達へ勉強を教えてくれるだけでなく、社会性や子ども達の個性も育んで下さる先生という存在は、尊敬できる仕事であり高評価されているのではと思いました。
表のなかでは「学校の先生」と記述されているため、小学校なのか中学校なのかはわかりませんでしたが、今回は小学校の先生に絞ることに。
そして今回の体験内容は、私の子どもの担任の先生に、直接お仕事について話を聞きだすというインタビュー形式のお仕事体験にチャレンジです!
体験までの流れと準備
まずは先生へ、私の研究内容と取材のお願いを連絡帳にしたためました。
コロナ禍で今年も授業参観などイベントが中止や延期になっているため、新しい担任とはまだ話しをしたことがありません。こんなお願いを突然してもいいのどうだろうか、と不安もありましたが、思い切っておもいを伝えることに。すると先生から快くインタビューに応じていただけるとの返事をもらうことができました!
インタビューをする前には下調べが大事。取材経験のある私から、準備の大切さと始まりと後のお礼の言葉が大切だよと子どもに伝えておきます。
▼今回の下調べに使用したのは図書館で見つけたこちらの本
この「お仕事ナビ本」は①~⑮といろんな職種シリーズがあり、仕事内容以外にも仕事をする場所の写真や仕事時に使う道具類、この職業になるために必要な勉強や資格などが掲載されています。
そしてこの本で下調べをした最大の理由は、質問内容が載っていること。
インタビュー経験がない子どもや保護者の方も、どういう質問を取材時にすればいいのかが見てわかります。今回のようなインタビュー以外にも、リアル体験の下調べやオンライン講座へ参加する前にも活躍しそうですよ!
ここに書かれてある内容を一通り子どもに音読してもらい、まずは自分の担任の先生が普段どんなふうに仕事をしているのか、思い出しながらおおよその仕事内容について一緒に確認し、質問内容を決めました。
お仕事体験レポート
お仕事体験のあとは、毎回子どもに「お仕事体験ノート」を書いてもらっています。
☆お仕事体験ノートの目的☆
ただ体験したこと(学んだこと)を記すだけでなく自分の言葉で記録を残しておくことで、大人に成長した時にこんな仕事があるのか、こんなことを体験したのかと、あとで見返すことができる。思い出として残す以外にも、将来やりたいと思える仕事が見つからない時など、未来の自分への手引きにもなる。
▼こちらは今回のお仕事体験ノートです。
失敗したのが、そもそもの学校の先生というお仕事は何なのか?という質問を忘れてしまったこと。事前に本で学習していたためか、質問内容に含まれていないことに後から気付くことに。。。
なぜ先生が教師になろうと思ったのか?という質問に対しての先生の答えが印象的でした!
勉強が嫌いだった先生は、もともと教師になるつもりはなかったのに、高校の友達に「将来学校の先生になる」と冗談で話しをしたら、お前なんかがなれるわけないだろうと友達に言われたことで、教師の道へ本気になったのだと。
子どもの時になりたいと思っていた職業や職種が将来結びつくのかというと100パーセントそうではない。
私の実験のようにいろいろな体験を通してや、その場に訪れたタイミングや機会によって、やりたい仕事や夢が見つかるきっかけとなるのでは、とあらためて思いました。
アンケート結果
体験後は子どもにアンケートにも回答してもらっています。このアンケート結果により、それぞれの仕事への興味関心度合を検証していきます。
☆アンケートはこちらです
https://formcats.com/fm/P0lEPTMzMzEmZm9ybUlEPTI
・お仕事体験内容は?
・体験してみてどうでした?
・このお仕事を大きくなったらやってみたい?
・お父さんお母さんはこの仕事をやって欲しいと思う?
など、計7~9項目の質問で所要時間は2,3分です
今回の結果は前回と同じです。お仕事体験は楽しいと思えたものの、将来お仕事としてやってみたいかは”わからない”という回答に。
正直このアンケートで目標である検証ができるのかどうか、今のところ参加者も少なく判断が難しいところです。
今後、他にも子ども達に参加してもらえるよう、引き続きこの実験の活動の様子をレポートしていきます。
今回の体験を通して
初めてのインタビュー形式でのお仕事体験でしたが、自分の担任の先生ということもあってかうちの子は緊張しながらも楽しんでいました。
普段なかなか知る機会のない「先生」という仕事が一歩身近になり、以前よりも先生との距離も縮んだようです。
また先生も刺激を受けてくださったのか、インタビューの翌日に先生から子どもへ、テストの採点の手伝いという機会を与えてくださいました!
この経験は子どもだけでなく先生にとっても心を動かされる機会になってくれたのかなと、あらためて相談してみて良かったなと実感しています。
みなさんの子どもさんにも、学校の先生へのインタビュー体験を経験させてみてはいかがですか?
さて次回は、「シェフのお仕事」を料理教室参加にて体験のリポートをお伝えする予定です!
☆オンラインお仕事体験講座のお知らせ☆
夏休み期間から順に、いろんな仕事をしながら研究員制度に参加されている研究員の方々にご協力をいただいて、オンラインお仕事体験講座を実施する計画を進めています!
マーケティングや経理、保育士、声優、作業療法士など、なかなか実体験ではできないお仕事について話が聞けるチャンス!実施日などは決まり次第、順次TwitterやFacebookなどでお知らせします。
全国の夢チャレンジっ子を募集!
いま夢がある子もまだない子も、一緒に夢探しチャレンジしませんか?
小学生の子どもさんを対象に仲間を募集しています!
期間は7月から10月の間で、体験するお仕事の職種や回数は自由です。1回のみでももちろんOK!
子どもさんがやってみたいお仕事や、保護者の方も知らないけどやらせてみたいお仕事など、子どもと一緒に職業体験しながら親子のコミュニケーションにもなりますよ。
<夢チャレンジっ子参加者へのお願い>
・お子さんができるお仕事の体験先をご自身で探していただきます。
・リアル体験やオンライン講座、インタビューやワークショップなど体験方法は自由です。
・体験するごとに「夢チャレンジっ子アンケート」に回答のご協力をお願いします。
・可能であれば子どもさんに「お仕事体験ノート」などレポートを書いてもらい、ご自身のTwitterやSNSのなかで #夢チャレンジっ子 のハッシュタグを付けて投稿していただけますと、私のモチベーションにも繋がります(もちろん任意です)
参加してみたい!相談したい!という方は、下記コメント欄、またはtwitterのDM、繋がっている方はLINEなどでご連絡ください。
▼私の実験内容はこちらで紹介しています
▼第1回目「お医者さんのお仕事」体験レポートはこちら