出産レポ(分娩11時間)

6月20日に出産しました!
約3100gの女の子です!

自分の記録として、またもしかしたら参考になればと思い、書きます!

6月18日23時
トイレでおしるし?と思われるものを確認。
半透明と茶色の粘り気の塊。
これを見た時は、そろそろ出産近づいているかなと思った程度。
一応、旦那にも伝えておく。

6月19日深夜〜午前中
生理痛のような痛み1時間に1回くらい。
痛みは1分程度で引く。
似たような痛みは以前からあったけど、
それより少し強いかなくらい。

6月19日昼〜20時くらい
下腹部の痛みが、ズーーーーーンとはっきりしてきた。
ただ、深呼吸で耐えられるし、変顔をしてふざけられるレベル。
(後で書くけど、本陣痛は変顔なんてしている余裕ない)

旦那から「病院に連絡すれば?」と2回くらい言われたけど、
痛みの時間と強弱が不規則なので、
「まだ連絡はしない」と答えた。

とはいえ、自分の中では何となく予感がしていたので、
夕食を気持ち多めに食べた。
(出産は体力使うから、万が一…と思い)

6月19日20時〜24時
痛みがさらにはっきりしてきた。
その時は歩けず、しゃがみこんで耐える。
陣痛アプリをつけ始めるがまだ不規則。
(1時間に1〜2回位)
今日は眠ることにして、とにかく明日の朝を待つことにした。

6月20日0時〜5時
だいたい1時間起きに痛みで目が覚める。
痛い時は何かにもたれ掛けないときつい。
まだ不規則。明け方の様子で、病院へ連絡しようと決める。

6月20日5時30分〜6時30分
痛みが10分未満を切った。
強弱は多少の波があったけど、
病院へこの1時間の状況を連絡した。
8時に病院に来るよう、
朝食を家で必ず食べてから来るよう言われる。
旦那に状況を伝える。

6月20日8時
朝食・準備を済ませて、病院で診察。
子宮口5cmで、入院確定。
看護師さんから、今日〜明後日には産まれるかもと言われる。

実は、病院に行くまでの間、
痛みが弱まり、間隔も開いたので、
「これは帰宅を促されるな」と思っていたから、
入院と聞いて半分驚きでした。
旦那も「え?本当に入院?あ、そうか…」と。
診察室でキョトンとした雰囲気の私夫婦と、
着々と入院準備を進める看護師さんとのギャップが、妙に面白かったのを覚えている。

あと、前駆陣痛もあったと思うが、
直近の痛みは陣痛なんだと認識する。

6月20日午前中
個室に案内されるかと思いきや、
分娩待機室で過ごすことになる。

その時は「いつ部屋に行けるかな」と思っていたけど、振り返ればここで待機していて良かった。

陣痛が5〜6分おきに来るので、
看護師さんに教わった呼吸法をしながら、ひたすら耐える。
ゴールが見えないことがしんどくて、
気を紛らわせるために
音楽聞いたり、動画を見たり、
座る場所を変えたり、部屋の中を歩き回ったりした。
でも陣痛が来ると耐えるのに必死。
子宮口6cm

6月20日12時〜15時
痛みがさらに強まる。
お昼ご飯が出て、
すごく美味しいそうなんだけど、
何より陣痛が来ればそれどころじゃない。
陣痛の合間に食べる。体力つけないと。

あと気を紛らわせるために、
モー娘。を聞き始める。
陣痛来ていない時は鼻歌や上半身だけ動かす余裕あるけど、何度も書くけど陣痛が来ればそれどころじゃない。
教えてもらった呼吸法ができないことが出てきた。声を出して痛い痛いと言い始める。

6月20日15時
陣痛3分間隔。
旦那に入院に必要なものを持ってきてもらった。
ここでも陣痛がなければ話せるけど、
陣痛来たら話す余裕ない。
面会は15分だけど、10分も相手できなかった。
おやつが出た。美味しそうなケーキ。
陣痛おさまっているわずかな間を狙って即食べた。
子宮口7cm。

6月20日15時〜17時
陣痛2〜3分間隔。
もう本当に痛い。痛い痛い痛ーーーいをずっと言い続ける。
呼吸法が全然出来ない。
少しでもいいからする。でも無理。
ナースコール押したい。
でも、痛みに耐えて、お産に近づけるんだと我慢。
看護師さんが時々様子見に来るのが、心の拠り所。でも中々来ないのが寂しい。(看護師さんは話し相手ではないw)

17時台。
看護師さんが状況確認のため、来てくれた!
それだけで気持ちが落ち着く。色々話かける。
「トイレは?」と聞かれて、
「行きたいけど、痛すぎてトイレまで歩けそうになかったから行っていない」と伝える。
「トイレ近いと痛みも増すから行けたら行こうか」と言われるので、看護師さんが退室したら行こうと決める。

看護師さんの診察終わり。
トイレ行こうと思ったら、
「分娩室に行きます、先生に診てもらいましょう」と言われ、移動。
先生の診察終わったらトイレ…と思ったら、
先生が破水を促し、お産の最終準備に入った!
トイレ行ってなーーい!
旦那へ、病院へ来るように連絡する。

あぁ、いよいよ赤ちゃんに会えるのかと思ったら、泣けてきた。
で、先生も看護師さんもいるし、
よく見る「いきんでーーー」っとなるかと思いきや、
もう少しここで耐えるように言われる。
しかもこの日お産が同じ時間帯で重なっており、
一旦先生と看護師さん全員退室。

呆気に取られたのと、なぜか陣痛が落ち着き始めて、分娩室で1時間一人(笑)

18時台。
陣痛が落ち着いた?私のいきみ方が下手だった?
どちらかというと痛みが少なくなってしまい、何も進まない状態、、、。
先生方も来ないので、一度ナースコールを押して、
このあとどのようになるのか、聞いてみたところ、
「あなた次第」と言われる(笑)  ※決して冷たい言い方ではなく。

変に陣痛が落ち着いていたので、
仰向けから横向きに体勢を変えるように言われる。
分娩室に移動するまで横向きになっていたので、
またあの痛みが来るのか、、、いやだなと正直思ったけど、
その痛みを乗り越えないと産まれないんだ・・・と思い、
横向きになる。痛みがマジでひどくなる。でも上手くいきめない。

19時台
痛みおさまらず、痛い痛いを叫び続ける感じ。
いきもうとすると、子宮ではない方の穴にしか力が入らない・・・
これではまずいと思うのと、痛みで、何度かナースコールを押すが、
「ちょっと待ってね」「もうすぐ先生行きますから」の返事のみ・・・
※実は18~19時台に、私以外に2人のお母さんの出産があっていた。
  お母さんのいきむ声と、赤ちゃんの産声が聞きこえていた。

19:20頃
ようやく先生たちが来てくれた。
上手くいきめないことと、早く楽になりたかったので、
先生の提案で、吸引分娩を選択した。
器具装着。
先生の合図で息を思いっきり吐いた。
自分でも信じられないくらい大きな叫び声を出し続けた。
そんな状況を客観的にとらえている自分もいた。
あぁ、これってよくテレビや動画で見るお産だな~とか、
自分めっちゃ声でるやん、とか。

1度目の呼吸で、先生から「ほら見て、もう頭出てるよ」と言われる。
2度目の呼吸で、ぬるんとした感覚があり、
20時前、無事、赤ちゃんを産むことができた・・・・・・

20時~
赤ちゃんを胸に抱く。しっかりとした産声。
感動もあったけど、終わったという気持ちの方が強かった。
先生にお股まわりの処置をしてもらい、
赤ちゃんは体重などの計測で看護師さんが一時預かる。
その後、自分のもとへ。
先生・看護師さんは分娩室から退室・・・。
このタイミングで、院内で待機していた旦那を分娩室に呼び、
旦那初対面。自分の親にも電話で報告。

21時~
赤ちゃんを新生児室へ預け、私は夕食を分娩室で済ませる。

22時~
入院する個室の準備ができたとのことで、移動する。
起き上がろうにも足腰に力が入らない。
痛いのと、どうやって体を使っていたか忘れた(笑)
起き上がっても今後はうまく歩けない。
痛いのと、どうやって歩けばいいのか忘れた(笑)

結局部屋には車椅子で移動。
明日からの入院スケジュールを聞き、23時すぎに就寝。

こんな感じで出産を終えました。
分娩時間は約12時間。破水からだと約4時間。
自宅で痛みを感じてからは約1日でした。

長かったような、短かったような1日。
この貴重な経験をさせてくれた我が子に感謝です。

今は退院し、自宅での育児をスタートさせています。
産院の先生方・看護師さんには退院までよくしてもらえて、
本当に感謝です。
旦那をはじめ、自分の親、旦那側のご家族にも、
妊娠中に支えてくれたことだけでなく、
皆さんがいたから我が子を身籠り、
出産することができたとも思っています。本当に感謝です。

ここまで読んでくださった方、
拙い文章だったと思いますが、読んでくださり、
ありがとうございました。

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