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人生の幕間

新卒から入職して、約7年半勤めた病院を退職しました。
正確には4月20日付の退職なので、これから有休消化です。

とても長く、そしてあっという間に感じます。
現在、夜の11時30分過ぎ。
今までは毎朝5時50分に起きていたので、この時間にはパソコンは勿論
スマホも見ずに、静かに目を瞑っていました。
ですが、もうその時間に暫く起きることは無いので
普段ならやらない事を、折角なのでやってみています。

まだ退職した実感が湧いていないのが正直な気持ちです。
本当に退職したのかな?
今まで遅刻は一度もした事がないけれど、明日もしかしたら
職場から電話が掛かってきて、本当は出勤する日だった
なんて事が起こりそうな気がしています。

でも、きっとそんな事は起こらないんですよね。

職場で最後の定時を迎えた時、医事課と看護師さんからそれぞれ頂いたお花や
個別で贈って貰ったプレゼントやお手紙
いっぱい泣いた後に感じる、目の重みや、喉の切なさ
お世話になった方に抱き締めて貰った感覚

全てが現実で、大切な記憶に残っているので
「あぁ、本当に退職したんだな。」と思っています。

生まれてから、幼稚園までをプロローグと考えて
小学生から専門学生の間を第1章
専門学校を卒業し、新卒として今まで働いてきた7年半を第2章と考えると

色々と、ここで書くことを躊躇うような、ドス黒さや胸糞悪さ
苛立ちや不快感も沢山ありましたが
色々な人との繋がりを作って、沢山笑って過ごす事もでき
最後にいっぱい泣いて、前を向ける良い終わりになったのでは?と
今の私は思っています。

そして、これからは第3章。
波乱の幕開けになるかもしれませんが、それも良いじゃ無いですか。
人はそれぞれの物語の主人公とはよく言ったものです。
主人公らしく、とは流石にいけませんが

第2章で背中を押してくださった方の心を裏切るような形にならないよう
精一杯、これからを頑張って
笑顔で第3章を話せる未来を、紡いでいきたいと思います。

これからの日々に、感謝の心を忘れずに。
不安な心は今日と明日の天気の雨が流してくれると信じて。
第3章の幕開けです。

ただ、今だけは、束の間の幕間を楽しみたいと思います。




写真がイマイチなのはご愛嬌ということで…
最後まで読んでくださってありがとうございました。

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