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2021秋季 開幕してから書く展望

本当は開幕前に立教大学野球部の2021年秋季リーグ展望記事を書きたかったのですが、オープン戦がほぼ無観客で限られていたこともあり、開幕カードを終えた段階で書くことにしました。

秋季リーグ戦展望

2021秋季リーグ戦は非常に珍しく開幕戦が台風のため中止。本来であれば慶大ー東大が開幕カードのところ、日曜日の開幕となったため、立大ー早大が開幕戦になりました。

立大野球部は7月8月にそれぞれクラスターが発生してしまい、キャンプをはじめ多くのオープン戦が中止に。8/26からオープン戦が再開するも、6試合続けて勝つことができませんでしたが、最後の2戦で打撃陣の発奮もあり良い形でリーグ戦に臨めたのは一安心。

春季リーグ戦からの変化

春のリーグ戦とのメンバーの違いで最も大きい影響が出そうなのが、サードで出場機会が多かった吉岡広貴選手(コ3・広陵)が打撃を生かすためにレフトにコンバートされたこと。これにより宮﨑仁斗選手(コ3・大阪桐蔭)や太田英毅選手(コ4・智弁学園)が残る1枠を争う構図に見えました。宮﨑選手は走力があるため、代走や守備固めでも非常に重宝する一手になりそうです。

1年生は齋藤大智選手(コ1・東北)がベンチから外れ、打撃好調の田中祥都選手(コ1・仙台育英)が2番サードを奪取。春は怪我で出遅れた柴田颯選手(社3・札幌一)は秋も代打に回っています。また、投手陣は春季フレッシュトーナメントでも先発し好投した沖政宗投手(法1・磐城)がベンチ入りし、展開によってはリーグ戦初登板がありそうです。

主力オーダーは大きな変化なく、開幕スタメン8道原5田中祥7吉岡3東4山田9太田2黒岩6井上剛1池田陽となりました。
また、初のベンチ入りメンバーに沖投手、田中内野手のほか、セカンド岩本悠佑真選手(コ2・報徳学園)、好守が売りのショート藤本倫内野手(観2・立教池袋)が入りました。

投手陣

春は池田陽佑投手(コ2・智弁和歌山)がかなりの投球回を負担したため、2戦目の先発争いが鍵になっていました。そして蓋を開けてみれば荒削りの速球派、荘司康誠投手(社3・新潟明訓)が早大2回戦で先発登板。オープン戦で登板した際には乱調も見られたということで不安な側面がありましたが、4回1失点と上々のスタートでした。

それ以降は左腕の野口裕斗投手(コ2・東海大相模)、春は不在のエースナンバー18を秋から背負うことになった栗尾勇摩投手(コ4・山梨学院)、絶対的クローザーの宮海土投手(営3・國學院栃木)に繋ぐ「勝ちパターン」は変わりなし。

野手陣

主軸の東怜央選手(社4・福岡大大濠)、山田健太選手(コ3・大阪桐蔭)の安定感は変わらず。右の代打には片山悠捕手(コ4・履正社)、左の代打には柴田颯選手や荒木恵亮選手(社4・神戸国際大附)、内野守備固めには主にサードを守る池田哲郎選手(コ4・小松)、代走には森村陽選手(法3・國學院久我山)らが控えます。

また、個人的には黒岩陽介捕手(法3・静岡)のリード、井上剛選手(コ3・佐久長聖)のショート守備、両人のバッティング、そして学生コーチ後藤大成チーフ(コ4・北海)の働きに大きな期待感を持っています。

まとめ

見ていて楽しい野球を見たい!打つべき人が打ち、抑える人が抑え、守る人が守り、走る人が走り、作戦を立てる人、データを取る人、試合運営補助する人、応援する人、それぞれの持ち場でみなさんが活躍することを願って、またやってきた準備が結果に結びつくように、陰ながら応援しております。

※学部表記について【コ】コミュニケーション福祉学部【社】社会学部【法】法学部【観】観光学部【営】経営学部。コミュニケーション福祉学部にはスポーツウェルネス学科があるため、体育会所属の学生が集まりやすいです。

継続した撮影活動のため定期的に機材の点検修理を行っています。 もし私のご活動をサポートいただける方がいらっしゃいましたら、機材経費に充てさせていただけますと幸いです。