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2020都市対抗 立教OB選手紹介

第91回都市対抗野球大会に出場する立教OBを紹介します!
■立教大学野球部 都市対抗野球大会出場OB情報
http://rikkio-bbc.com/team/ob/2020toshitaiko.php

私が観戦した予選(北関東・東海・中国)のほか、都市対抗前哨戦に位置づけられた伊勢大会の様子も交えて、全選手写真付きでお伝えします。

前年優勝 推薦 千葉市・JFE東日本
峯本匠内野手(2019卒・大阪桐蔭)


2年連続2回目の出場。昨年の本大会では獅子奮迅の活躍で、新人賞にあたる若獅子賞を受賞。全5試合で3番セカンドでスタメン出場し、うち3試合でマルチヒットを記録。特に準決勝では逆転サヨナラ打を放つ活躍を見せた。今年は未だ公式戦がない異例の状況も、攻守とも存在感あるプレーに大きな期待。ユニフォームについた王者の印、黒獅子エンブレムをつけて開幕戦に臨む。
▽都市対抗通算:5試合、17打数7安打、4打点、打率.412。

東北第2代表 石巻市・日本製紙石巻
西藤勇人外野手(2013卒・丸子修学館)


2年連続5回目の出場。昨年は七十七銀行に補強されてスタメン出場。主に1番センターを守る俊足のリードオフマン。後がない第2代表トーナメント準決勝ではサヨナラのホームを踏み、第2代表決定戦では値千金の勝ち越し2点タイムリーを放つ。脚が攣りやすい体質で、東京ドームではスタメン出場した2017年、2019年と途中交代を余儀なくされている。最後までグラウンドに立ち続ける姿を見たい。
▽都市対抗通算:6試合、12打数4安打、打率.333。
▽二次予選戦績:全6試合、打率.160、25打数4安打4打点。

北関東第1代表 日立市・日立製作所
江藤勇治内野手(2020卒・東海大菅生)

初出場。一次予選では代打ホームランを放ち、予選後の壮行試合でもホームランにタイムリーと打撃好調。内野のレギュラー争いは厳しいが、ここ一番でのバッティングに期待大。
▽二次予選戦績:1試合、1打数0安打。

北関東第1代表 日立市・日立製作所
手塚周投手(2020卒・福島・SUBARUより補強)


初出場。二次予選では惜しくも代表決定戦で延長の末に敗退するも、2試合に先発登板して安定したピッチングを披露。特にエイジェック戦では6回を無安打に抑える好投を見せた。補強先の日立製作所で出場した伊勢大会では3戦目に先発起用され、本大会でも2回戦以降の先発登板の可能性がありそう。145km/hの直球と落差あるチェンジアップが見どころ。
▽二次予選戦績:3試合、10回、1失点、防御率0.00。

南関東第1代表 狭山市・Honda
佐藤竜彦外野手(2017卒・國學院久我山)


4年連続4回目の出場。昨年は社会人日本代表の4番打者としてアジア準優勝に貢献。都市対抗ではルーキーイヤーでは出場がなかったものの2年目は4番レフト、3年目は6番レフトで出場。しかし初戦敗退、無安打が続いているので、今年こそ都市対抗初ヒットと初戦突破なるか注目。ちなみに父・真一さんは北海道拓殖銀行時代に大昭和製紙に補強され、1989年に都市対抗準優勝。
▽都市対抗通算:2試合、6打数無安打、打率.000。
▽二次予選戦績:全3試合、10打数2安打、打率.000。

南関東第1代表 狭山市・Honda
藤野隼大捕手(2020卒・川越東)

初出場。ルーキーイヤーの今年は公式戦の試合出場も少なく、ブルペンが中心。本大会初戦では大学時代に立教、そして侍ジャパンでバッテリーを組んだ田中誠也投手が在籍する大阪ガスと対戦。
▽二次予選戦績:出場なし

東京第1代表 東京都・JR東日本
佐藤拓也外野手(2017卒・浦和学院)


4年連続4回目の出場。今季は打撃好調、二次予選でも劣勢の場面で勝利に結びつく同点適時打を放つなど、安定感に勝負強さが増した。都市対抗前哨戦の伊勢大会でも主に3番ライトを担い優勝に貢献。今年の拓也は、とにかく打つらしい。
▽都市対抗通算:8試合、23打数5安打、1打点、打率.217。
▽二次予選戦績:全3試合、9打数2安打、3打点、打率.222。


西関東第1代表 横浜市・ENEOS
岡部通織外野手(2015卒・帝京)


2年振り3回目の出場。ENEOSとしてはルーキーイヤーの2015年以来の出場。2018年には東芝に補強され全2試合で6番DHでスタメン起用された。今夏の二次予選では4番ライトで出場も無安打に終わる。伊勢大会では補強選手も混じる中で、スタメン出場しヒットを放つなど結果を残した。
▽都市対抗通算:3試合、8打数2安打、1打点、打率.250。
▽二次予選戦績:全3試合、11打数0安打、打率.000。

西関東第2代表 川崎市・東芝
松本幸一郎内野手(2013卒・横浜)


8年連続8回目の出場。東芝の主将にして4番セカンド。昨年の都市対抗では準決勝でJFE東日本に逆転サヨナラ負けで敗れ、4強の証・黄獅子旗授与も悔し涙を流した。「常勝」東芝は今年で12年連続出場も、2009年の優勝を最後に決勝戦に勝ち上がれていない。キャプテンが黒獅子旗を掲げることができるか大注目。
▽都市対抗通算:17試合、57打数15安打、打率.263、5打点、1本塁打。
▽二次予選戦績:全3試合、9打数2安打、打率.222。

東海第2代表 鈴鹿市・Honda鈴鹿
上野敦大捕手(2017卒・長崎日大)


4年連続4回目の出場。副将としてチームを、また3番手捕手としてブルペンを支える。イニング間の投球練習で代わりのキャッチャーとして出てくる際には、ベンチに戻ってくる時のダッシュに要注目。
▽都市対抗通算:1試合、1打数0安打、打率.000。
▽二次予選戦績:出場なし。

東海第3代表 浜松市・ヤマハ
笠松悠哉内野手(2018卒・大阪桐蔭)


昨年はヤマハは出場したものの、登録メンバーを外れたため今大会が初出場。今年の二次予選でも出場機会は限られていたが、伊勢大会では5試合のうち2試合でスタメン起用。3安打固め打ちや、代打弾を含む2発のホームランも放ち、猛アピールを見せた。本大会では特に左投手相手の機会に代打での出場の可能性あるか。
▽都市対抗通算:出場なし
▽二次予選戦績:2試合、1打数0安打、打率.000。

東海第6代表 岡崎市・三菱自動車岡崎
藤田凌司投手(2018卒・県岐阜商)

2年連続2回目の出場。左投げの中継ぎ投手として、二次予選前に登板機会を重ねるも、予選では1試合のみの登板で苦いマウンドとなった。本大会では昨年のトヨタ自動車戦にワンポイントリリーフで登板経験あり。
▽都市対抗通算:1試合、0回、無失点、防御率0.00。
▽二次予選戦績:1試合、2回、4失点、防御率18.00。

近畿第2代表 門真市・パナソニック
田中宗一郎外野手(2011卒・佐賀西)


10年連続10回目の出場、10年連続表彰
ルーキーイヤーから連続出場を続け、2015年にNTT西日本に補強された以外は全て自チームでの出場を果たす。今季はコーチ兼任も、予選では途中から1番DHに入り活躍、安定感あるバッティングは健在。
▽都市対抗通算:18試合、57打数13安打、6打点、1本塁打、打率.228。
▽二次予選戦績:3試合、8打数2安打、1打点、打率.250。

過去9大会を振り返ると、ルーキーイヤーは3番レフトとして、3回戦(JX-ENEOS)では本塁打を放つなど3安打をマーク。2年目は5番センターとして、2回戦(日立製作所)で4安打の固め打ち。直近の2019年は6番DHまたはレフトとして4試合に出場、優勝したJFE東日本を相手に7回に一時同点に追いつく適時打を放った。

近畿第2代表 門真市・パナソニック
那賀裕司外野手(2012卒・大阪桐蔭・三菱重工神戸高砂より補強)

9年連続9回目の出場。二次予選では初戦からまさかの3連敗で敗退した三菱重工神戸・高砂。コーチ兼任ながら主に5番打者としてスタメン出場を続けてきた。過去の都市対抗では、2017年までの成績に限ると26打数2安打と奮わない試合が多かったが、コーチ兼任となった2018年には決勝戦まで進出し、15打数8安打5打点1本塁打で打撃賞を獲得。2019年の初戦では逆転ツーラン、ダメ押し満塁弾を放つ大活躍を見せた。
▽都市対抗通算:14試合、45打数12安打、11打点、3本塁打、打率.267。
▽二次予選戦績:全3試合、10打数4安打、打率.400。

近畿第3代表 大阪市・大阪ガス
田中誠也投手(2020卒・大阪桐蔭)


初出場。予選では3試合にリリーフ登板し無失点。東京ドームのマウンドは2017年全日本大学野球選手権(対上武大)で先発登板経験あり。伊勢大会では日立製作所戦で先発、6回無失点と結果を残す。2戦目以降の先発やロングリリーフなど、大事な場面での登板が見込まれそう。テンポよく制球力あるピッチングに注目。
▽二次予選戦績:3試合、6回2/3、無失点、防御率0.00。

中国第2代表 倉敷市・三菱自動車倉敷オーシャンズ
矢部佑歩投手(2014卒・立教新座)


2年ぶり3回目の出場。2015年は当時在籍していた日立製作所で出場も登板機会なし、2018年に補強先の伯和ビクトリーズで都市対抗初登板を飾り好投した。今年の二次予選では3試合に先発登板。後がない予選リーグ最終戦では、一次予選で完封コールド負けを喫したシティライト岡山を相手に1失点完投勝利をあげた。エース廣畑との二枚看板で開幕戦、前年王者JFE東日本に挑む。
▽都市対抗通算:1試合、4回1/3、無失点、防御率0.00。
▽二次予選戦績:3試合、15回2/3、8失点、防御率2.87。

中国第2代表 倉敷市・三菱自動車倉敷オーシャンズ
寺田陽光内野手(2016卒・神戸国際大附)

初出場。一次予選から中軸を担うも打撃低迷し、打順も4番から下位に下がった。しかし長打を放つバッティングが魅力、ここぞのチャンスでの好球必打に期待したい。
▽二次予選戦績:全6試合、打率.000、17打数0安打、1打点。

上記の選手17名のほか、下記のスタッフも出場します。

狭山市・Honda 多幡雄一コーチ(2005卒・星稜)

▽都市対抗通算:12大会、24試合、92打数29安打、12打点2本塁打、打率.315。
2009年に5番サードとして活躍し優勝、2014年に10年連続表彰。2016年にホンダの都市対抗出場を逃し、初めて補強選手として日本通運から出場、同年に引退。2019年、社会人日本代表コーチ。

東京都・JR東日本 鈴木貴弘マネージャー(2016卒・日大三)

▽都市対抗通算:4大会、出場なし。2019年に現役引退、マネージャー就任。

門真市・パナソニック 上野寛太マネージャー(2019卒・聖望学園)

2018年度 立教大学野球部主務。2019年にマネージャーとして入社。

いよいよ開幕する都市対抗。どの試合も熱戦になるかと思うと、今からとても楽しみです。このnoteが観戦のお供にお役立ていただけると嬉しく思います。皆さんのご活躍を祈念して応援しております!

参考文献:
日本野球連盟連盟報(日本野球連盟)
第91回都市対抗野球大会公式ガイドブック(毎日新聞出版)

継続した撮影活動のため定期的に機材の点検修理を行っています。 もし私のご活動をサポートいただける方がいらっしゃいましたら、機材経費に充てさせていただけますと幸いです。